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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.149

毎年新しい年の元旦に、私は一年の目標を掲げることにしている。
2023年は「明朗に猛々しく、奮う」である。

記念すべきかどうかは知らないが、一発目の2016年は「回帰、創成」で、この年の6月には、マンション売っ払って前職から事業を買い取ってMCMのめぐみ株式会社を設立したのであった。

2017年が「信念煥発、勇往邁進」で、2018年は「不撓不屈、調和」ということで、いい感じでモガキまくっている。
この頃は、宅配便の送料値上げをモロに喰らい、止むなく商品価格を改定して利益率確保を優先したものの、お客様の解約もそれなりに増えた時期だったのだ。

そして、いつまでも目の前の問題をクリアするだけではなく、未来を見据えた次のステージへなんとか行きたいと言う意味気込みで、2019年は「転機、進化」と。

ところがギッチョン。そうそう上手くもいかず、これまでやってきたあれこれをまとめて挽回に転じましょうと、2020年は「集束、反転攻勢」と言うワケで。

でも、思わぬコロナ禍でさらに凹んで、一歩ずつ大事に前に進むぞということで、2021年が「一歩」とは、うむ、なかなか泣ける。

送料値上げに続いて、コロナ禍の到来。ざっとこの約三年間でどれだけ経営の屋台骨が痛んだことか。しかし、このまんま地滑りして堪るものかと、2022年は改めて「興」!

もう一踏ん張り。でも悲観的にはならずにねと、2023年は「明朗に猛々しく、奮う」という訳。
引き続き頑張っていきたい。


ところが、そんな2023年始まって早々の1月27日には、こんな報道があった。

「佐川急便は、「飛脚宅配便(飛脚クール便含む)」「飛脚特定信書便」「飛脚ラージサイズ宅配便」の運賃を4月1日より値上げする。関東から関西への飛脚宅配便・60サイズの場合、従来の880円が970円になる。
「値上げの理由としては、エネルギーや施設・車両等の価格高騰及び労働コストの上昇、物流の2024年問題に対応した従業員とパートナー企業の労働環境改善、顧客ニーズに対応したサービス品質の維持・向上を挙げている。
「佐川急便は2017年の価格改定以降、燃料価格や人件費などのコスト上昇に対し、ITを活用した生産性の向上や輸送ネットワークへの投資、効率化などの対策を実施してきたという。一方で上記のような環境変化が生じていることから、将来的に継続して安全且つ安定した物流を提供し続けるため、運賃を改定する。
飛脚クール便付加料金の改定は、140サイズ(20kg・30kg)のみ。


そして、2023年2月6日にはこれだ。

「ヤマト運輸も物流費の値上げを発表、佐川急便に続く。ヤマト運輸は2月6日、宅急便などの届け出運賃を4月3日から改定すると発表した。
「対象は宅急便、宅急便コンパクト、EAZY(EC向け)、国際宅急便の4種で、運賃改定率は約10%。例えば関東域内の宅急便サービスは、60サイズ(縦・横・高さの3辺計が60cm以内、重さ2kgまで)で現行930円から940円に10円アップ、120サイズ(同120cm、15kgまで)は1,610円が1,850円となり、240円アップとなる。
「背景には資源・エネルギー価格や原材料価格の上昇に加え、労働力減少による賃金や時給単価の上昇がある。ヤマト運輸は「2024年問題を控えた物流事業者を取り巻く外部環境は、従前以上に厳しさが増している。これまでも生産性向上など様々な取り組みを進めてきたが、必要なコストを運賃やサービス料金に適切に反映できていないことに加え、さらなるコスト上昇を吸収することが極めて難しくなっている」としている。
「また法人顧客に対しては、個別契約の見直しを実施する。契約の基礎となる「届出運賃等」を年度ごとに更新し、外部環境の変化に伴う影響を反映させることで、プライシングの適正化に向けた持続的な取り組みを進める。
「物流費の値上げをめぐっては、佐川急便が「飛脚宅配便(飛脚クール便含む)」「飛脚特定信書便」「飛脚ラージサイズ宅配便」の運賃を4月1日より平均約8%値上げすると発表している」

・・・あ〜あ、怖いこわい。
物流業界では今「2024年問題」というものが取り沙汰されているのだ。


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