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生活を楽しむヒントがたくさんある本『暮らしっく』

インスタのストーリーズか投稿で見て気になった表紙。
タイトルとこの風景に心惹かれました。

ものはあるけど、オシャレすぎず、
安心するインテリアだなあ。
手前の本棚いいな。
奥の台所も料理してそうないい台所だな。

どんな本なんだろうと調べてみると、著者は元チャットモンチーの方なんですね。
音楽に疎い私は全く知らなかったんですが、愛媛出身で今は東京と愛媛の二拠点生活をされているそう。

そんな高橋さんの生活を知ることができるのが、この『暮らしっく』という本です。

元々はESSEのオンライン連載から本になったそう。
オンラインの方が写真多めで、こちらも楽しい。

暮らし系と言われる本が大好きな私ですが、この本は生活の本だなあと思いました。

P2 「生活」とは「生きる」そして「活きる」と書きます。「活きる」とは、そのものの良さが十分に引き出されることをいいます。
私らしく生き、活きること。それが「生活」なんですね。
暮らしっく

肩肘張りすぎず、飾らない文章。
すーっと心に響く言葉。

四季を楽しむヒント、自然の恵みを工夫してより楽しく暮らすヒントがたくさん詰まっていて、次の季節が来る楽しみを与えてくれる本だと思いました。

P65 生活を工夫して生きることは楽しい。楽しいと思える生活が人を豊かにする。
言葉にするとやぼったいけれど、静かに梅に穴を開けながら、これからもこういう生活を続けたいなと思った。
自然は私たちにいろいろなことを教えてくれる。その自然の力をうまく活用して生活を送る。遠くを見ることも楽しいけれど私たちのすぐ足元にこそ知恵やアイデアは転がっている
暮らしっく

ああ、私が普段思っているけど言葉にできなかった言葉だなあって思いました。

工夫する楽しさ、豊かさ。生きていると色々あるけれど、地に足をつけて日々を自分で楽しんで満たして行きたい。

図書館で借りた本になりますが、手元に置いて何度も読み返したい本になりそう。

たくさんの美味しそうな料理が載っているんですが、今からの季節で作ってみたいもの。

・夏みかんの薄皮をむいて砂糖をかけて冷蔵庫で冷やす
・完熟梅で作ったジャムと豆乳でラッシー風にして飲む
・ゴーヤスムージー(バナナ、ミルク、ヨーグルト、氷)
・柿のお茶(夏の葉っぱで)

寒い季節だからこそ、夏のレシピが気になるのかも。

季節の手仕事が好きな私ですが、試したことがないものばかりなので次の季節を迎える楽しみが出来ました。


スタエフでもこちらの本についておしゃべりしています。
よかったら聴いてみてくださいね。

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