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2023年下半期に読んだ本から毎月のベスト1を振り返ってみて

2023年も読書を楽しみました。
去年は読んだ本を自作の手帳に書いていたので、数えてみると合計で158冊読了していました。
Kindle Unlimitedにも加入していますが、そちらで読んだ本はよほど心に残った本以外は残していなかったので含めていません。

ほとんどが図書館で借りた本になります。
地元にはなくて取り寄せてもらった本も多いので、本当に図書館には感謝です。

上半期は読んだ本の中から毎月のベスト1を選んでみました。

ということで、今回は下半期に読んだ本から毎月のベスト1を残しておこうと思います。

7月:古内一絵『さよなら夜食カフェ』

7月は17冊の本を読んでいました。

その中でも面白かったのが、古内一絵さんの『さよなら夜食カフェ』。
マカンマランシリーズの最終巻になります。

ドラァグクイーンのシャールさんの言葉が毎回心にしみる小説です。
出てくるごはんもマクロビを基本にしているので、学生時代にマクロビにハマった私には馴染みのある食材も多くて、あー、またこんな食生活したいわ、今の体こそ求めてるんだよなあと思いながら読んでいます。

最終巻ということで、ああ、これでシャールさんに出会えるのも最後なのねと感慨深く読みました。

8月:ヨリ『暮らしの最適化』

8月は13冊の本を読んでいました。
暮らしの見直し系の本が多かったです。

その中でも子どもの年齢が近くて1番参考になったのがヨリさんの『暮らしの最適化』です。

この本を読んでからずっとヨリさんのブログも読んでいるので、その点でも思い出深い本になりました。
ヨリさんのブログはこちら↓

暮らしに取り入れたいアイデアがたくさん載っていました。

この本を読んでそうだよねと諦めたのが子どもの服を勝手に買うこと。
こだわりが強くなってきた子どもたちなので、面倒でも一緒に買い物に行って選んでもらったほうが早いなと気づきました。

知育ポスターを貼るというのも、100均のお風呂シートで取り入れています。

9月:古賀史健『さみしい夜にはペンを持て』

9月は16冊の本を読んでいました。

その中でもぶっちぎりだったのが古賀さんの本です。

中学生向けに書かれた小説仕立ての本になりますが、中身もイラストが美しく、小説仕立てになっているからこそ気軽に読めて、でも内容は深い。

私も子どもの頃から日記を書き続けていますが、もっと日記を書きたい。
自分と向き合う時間を作りたいと思いました。

こちらの本は大きくなった息子たちにもぜひ読んで欲しい本だなあと思っています。

10月:本多さおり『旅は暮らしの深呼吸』

10月は6冊の本を読みました。
イベントが多くてなかなか読めない月でした。

久しぶりの旅行も控えていたので、その参考にしたいと久しぶりに出たばかりの本を購入。

本多さんの本は今までも暮らしの折々で手元に置いて読み返す本が多いですが、こちらの本も本当にタイミングバッチリで買って良かった。

旅行の時にあっこれ持って行こうという参考にもなったし、自分の中にはないアイデアもたくさんあって旅行のたびに読み返したい本です。

小学生以下のお子さんをお持ちの親御さんにおすすめしたい本になります。

11月:ロッコ『フランスでやめた100のこと』

11月は11冊の本を読みました。

こちらの本はインスタで見かけて気になった本でした。
フランス在住の3児の母で完璧主義で浪費家だったロッコさんがフランスでの暮らしを経てやめたことについて書かれています。

べき論、頑張りすぎてしまう、衝動買い、普通を求める、しっかり者のお姉ちゃん。
めちゃくちゃ共感の嵐でした。

そしてやめたことで楽になるというのもすごくわかるなあと。

Voicyもされていて、先月から毎日更新をされているので、毎日のお楽しみになっています。
Voicyはこちら↓

12月:日暮いんこ『北欧時間』、松浦弥太郎『エッセイストのように生きる』

12月は12冊の本を読みました。
そして良書だったので選べず2冊になっています。
この2冊は気になりすぎて自分で買った本になります。

日暮いんこさんの『北欧時間』はデンマーク在住の著者がデンマークに住んだことで気づかされた本当に豊かな時間の使い方について書かれた本です。

私は北欧の考え方が好きで、おうちにも何冊も本があるんですが、こちらの本は美しい写真と北欧の考え方がわかりやすく書かれていて読みやすくて大好きな本です。

疲れたなあと思った時に開きたい本。
手元に置いて定期的に見直したい本だと思っています。


松浦弥太郎さんの本を知ったのは、このnoteでenacoさんが何度かご紹介されていたから。

読んでみると読書ノートに書きたい言葉ばかりで付箋の数がやばいです。

エッセイは秘密の告白、エッセイを書き続けることで自分の変化に気づける、エッセイを書くことで宝物を探す日々が送れる、理解することに重きを置く生き方は競争に身を置かない生き方、エッセイを書くことでメンタルが安定する。

ああ、私もエッセイが書ける人になりたい。
こんな生き方をしてみたいと思わせてくれた本です。

さいごに

毎月一冊を選ぼうと思うとなかなか難しいものがありましたが、こうやって読んだ本を思い出し、今でも心に残っている本はなんだろうと考える時間はこれからも大切にしていきたい時間だなあと思いました。

今までは読んだら読んだまま。
でもこうやって振り返ってみると時間が経ったからこそ、あっこの本が今でも私の中にあるんだと気づけたり。

実は1月のベスト本は一年たった今振り返ってみると、はらだみずきさんの『やがて訪れる春のために』だなあという気づきがあったんですよ。

この本を1月に読んだからこそ、私はこの一年お家の庭づくりを楽しめたし、来年も楽しみたいと思っているんだなあと。

じわじわ効いてくる本というものもありますね。

こうやって残しておいたおかげで気づけたことだったなあと思います。

今年もたくさん本を読んで、本の世界を楽しみたいと思います。
ぜひ、おすすめの本をコメントで教えてくださいね。

スタエフではしゃべる日記として日々の出来事を残しています。

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