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1月に読んだ本の記録

毎月手帳に振り返りのページを作っていて、スタエフではそれを見ながらしゃべって残しています。

noteには、読んだ本をpippinにある麻乃文具店のリンク付きで残しておこうと思います。
あれ?どんな内容だったっけとすぐ忘れてしまうので、覚書です。

ちなみに、◎はすごく良かったなぁと思った本です。

1月の読書(10冊)

◎寺地はるな『ミナトホテルの裏庭には』

主人公の芯が祖父に頼まれたのはミナトホテルの裏庭の鍵を探すこと。
金一封に釣られて通うようになったが、そのホテルは訳ありの客だけが泊まる一風変わったホテルで…

心が温まるお話でした。
冬休み期間に読んだ本なので、疲れた心に染み入る本でした。
わたしもミナトホテルで寝てみたいなあ。

おじいちゃんたちの友情も素敵で、こんな仲間がいたら歳をとるのも怖くないなって思った。

◎シャンナ・スウェンドソン『偽りのプリンセスと糸車の呪い』

去年読みたい本リストに入れていたことをnoteを振り返って読んでいて気づいた。
この方の(株)魔法製作所シリーズが好きで、新作ということで気になっていました。

最初は若いアメリカンガールな所にうーん入り込めないと思っていたけど、読んでいくと段々と世界観にハマっていって一気に読んでいました。

ファンタジーと現実を絡めてのお話作りが上手な著者さんだなあと思います。
続編も匂わせての終わりだったから続きが出たらまた読みたい!

スタエフでも上記2冊についておしゃべりしています。

◎賀十つばさ『バニラなバカンス』

『バニラな毎日』の続編なので、キャラにも馴染みがありすんなり小説の世界観に入っていけました。

前作は頑なな主人公のパティシエが、風変わりな料理研究家マダムと出会い変わっていくお話で、今回はかなり厄年ですか??レベルで不幸な出来事が続いていくんだけど、周りの人に支えられながら成長していくお話でした。

こんなことがあったらわたしなら心折れているだろうなと思うんだけど、読んでいると前向きな気持ちになれるし、美味しそうなお菓子の数々にときめくお話でした。

◎川内有緒『自由の丘に、小屋をつくる』

40代で子どもが産まれて、この子に残せるものってなんだろうと考えて不器用ながら小屋を作ることを思いついた著者によるものづくりエッセイです。

自分で作れるって自信になる、力になる、自由になれる。
そう思わせてくれた本でした。

読んでいてワクワクしたし、わたしもDIYできる人になりたい熱が高まりました。

スタエフでも感想をおしゃべりしています。

◎コマツシンヤ『午后のあくび1〜3』

図書館の県内の作者さんコーナーで見つけたマンガ。

柔らかいタッチのイラストで、ファンタジックで優しい世界観が描かれていてワクワクしながら読みました。

寝る前に少しずつ読んでいくのが楽しい時間でした。
こんな風に世界を見ることができたなら、今ある世界も変わって見えるのかも。

スタエフでも感想についておしゃべりしています。

◎宮下奈都『ワンさぶ子の怠惰な冒険』

宮下さんのエッセイ大好きです。
こちらはワンちゃんを飼うようになってからのお話。

ワンさぶ子がいい味を出しています。

お子さんたちがもう可愛くて、面白くて。
この方のエッセイを読むと笑いが止まらなくなります。

気持ちが落ちやすい時期にまた読みたいな。

⚪︎名取佐和子『文庫旅館で待つ本は』

こんな旅館に泊まってみたい!と思いました。
不思議な嗅覚を持つ若女将は、その人が必要としている本が分かる。
宿泊客は紹介されて本を読んで、悩みを解決していくというお話なんですが、最後はえー、そうだったの?という展開に。

詳しくは読んでみて欲しいです。

◎青木海青子『本が語ること、語らせること』

後からじわじわ来た本でした。

古民家の自宅を開放して、私設図書館をしている著者がレファレンスを通して悩みに回答するお話しでした。
ご夫婦のそれぞれの回答も深く、優しさに溢れていて。
弱くてもいいんだよって寄り添いつつ、本を紹介されていて。

自分にはない観点からのお話ばかりで、最初はへーと思うんだけど、後からじわじわと心に染み入る回答ばかりで。

もう一度読んでみたい。他の本も読んでみたいと思いました。

⚪︎天然生活2023.12

幸せな循環する暮らしというテーマの号。

実践するにはハードルが高いけど、こんな暮らしがあるんだなあと思いました。
ちょうどお茶タイムを充実させたいと思っていたので、お茶のコーナーも良かったです。

最近はなかなか買わなくなったけど、図書館では毎号借りる雑誌です。


さいごに

1月は図書館で借りた本ばかり読んで10冊になりました。
買った本もあったのに、積読になっているので、早く読みたいところです。

今月は良書が多く、◎の本が多かったな。
青木さんのように思い出すと後からじわじわと心に響く本があったり。
読んでいると付箋が止まらない本があったり。

心の動く読書時間を楽しむことができました。

1月は大好きなシリーズものの新刊も出たので、それを読むのも楽しみにしています。

群ようこ『れんげ荘物語 しあわせの輪』(1/24)
恩田陸『夜明けの花園』(1/31) 理瀬シリーズの待望の新作!

みなさんのおすすめの本も良かったら教えてくださいね。

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