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マンガでわかる!心理学超入門[マンガ心理学シリーズ]【書評】

著者:ゆうきゆう    出版:西東社

この本をオススメしたい人

 心理学初心者、心理学って何?と思ってる人、マンガとコラムで構成されているのでサラッと読めます。

本の概要 

 心理学の用語を、事例を用いて説明してくれています。日常やビジネスで使える技(?)が盛りだくさんです。マンガと、コラムで書かれているので、とても読みやすい構成になっていました。

本の感想 

 盛りだくさんだったので、今勉強している【リーダーシップ】【アサーション】にしぼって書いていきます。

PM理論

 メジャーなリーダーシップ理論でしょうか。PとMそれぞれの意味は以下のとおりです。

P=パフォーマンス 目標達成能力
これは、仕事が出来るかどうかですね。

M=メンテナンス 集団維持能力
こちらは、メンバーと上手くやれるかです。

書いてあったことを、図にしてみました。

 大文字はその面が強く、小文字はその面が弱いことを表しています。

 リーダーはどのタイプか、弱点はどこか見きわめていけるといいですね。

叱り方のコツ

『かりてきたねこ』の法則
か=感情的にならない
り=理由を話す
て=手短に
き=キャラクター(性格)にふれない
た=他人と比較しすぎない
ね=寝に持たない
こ=個別にしかる

 かりてきたねこ!いいですね。何がいいって、日本語なところです。英語の頭文字だと、覚えられないんです。これなら、覚えられそうです。


アサーション

 コミュニケーションには3つの形があり、アサーティブ(主張的)、非主張的、攻撃的に分けられます。アサーションとは、主張的と訳されることもありますが、『自分も相手も大切にする自己表現』のことです。この本では、アサーションに必要な4つの前提として以下のことをあげています。

①誠実であること
②率直であること
③対等であること
④自己責任をもつこと

 アサーションは私が最も今注目しているコミュニケーションスキルです。チーム作りの基礎になるものだと考えています。本によって若干アサーションの翻訳のニュアンスが違いますが、お互いを尊重してコミュニケーションをとるということは同じようです。

 基本的人権の尊重について言っていると解釈してよいと思います。

 アサーティブな対応ができれば、リーダーシップの発揮も、後輩指導もうまくいくのではないかと思います。アサーションについては、他の本も数冊読んでいるので書評にしていこうと思います。

おわりに

 春から新たにリーダーになる人も、新たに後輩を迎える人もいると思います。今から、リーダーシップや、コーチング、コミュニケーションスキルについて、学んでみてはいかがでしょうか。見直しも新しい発見があると思います。

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