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のあちゃんの幼少期と私の懺悔

今日はのあちゃんの幼少期の様子と当時の私の不甲斐なさを綴っていきたいと思います。
この記事に関しては、ずっと私が後悔している事をどこかに残しておきたいと前々から思っており、それを書かせていただきます。
あまりの不甲斐なさにイライラしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。ご注意ください(;_:)

(14年前のガラケーで撮影した写真なので画質悪いです。すみません・・・)

出会いたてののあちゃん!
ふわふわでちっちゃくて、寝る時は抱っこ、なでなで必須な超甘えん坊でした。
画像を見返すと可愛くて可愛くて、目に入れても痛くないとはこのことですね!

しかし当時の私は動物を育てるのも触れ合うのも超初心者。
どう扱えば良いのかも全く分からず、猫を飼っている友人に全て教えてもらいながらの
ぎこちない共同生活でした。

例えば、
私)いきなりゴロゴロいって私のお腹をこねだしたんだけど!!!
友人)それ甘えてるんだよ。
私)え!?そうなの!?具合悪いのかと思って病院連れて行こうかと思った。
こんなレベル・・・

そして、とても後悔と反省をしているのが、当時の私の勉強不足と環境の変化によって「甘えん坊だけど、遠慮しがちな子、素直に甘えられない子」に育ってしまった事です。

大雑把に書くと、まず幼少期、そんなに甘えさせられなかったです。
「猫って自由気ままな性格」という固定概念が当時あり、大学生だった私は、学校やバイトや飲み会など外出している事が多くても、まあ大丈夫でしょう。と、あまり構ってあげませんでした。
冒頭にも書きましたが、のあちゃんはとても甘えん坊な子でしたが、そんな馬鹿げた固定概念の方を当時の私は信じ、あまり深く考えておりませんでした。

そして環境の変化については幼少期に1回、数年後更に2回目の引っ越しをしています。
その度にストレスで粗相をしてしまったり、一度覚えたトイレができなくなったり、かなりの負担をかけてきました。

2度目の引っ越しに関しては実家にのあちゃんを預け、私はアパートで暮らしていました。社会人になり、ペット可の物件に住むお金が無かったのです。
甘えたい盛りの時、バイトや遊びで構えず、就職したらしたで離れ離れで暮らす、なんて身勝手だったんだろうと、思い出しては後悔し、のあちゃんに謝っています。

本当にごめんね・・・涙

のあちゃんが実家で暮らすようになってからは母に甘え、お世話全般を任せていました。
が、母も働いており、かなり寂しい思いをさせました。

要するに、当時私は、何の勉強も、これから自分に起こる環境の変化に伴うのあちゃんの負担も考えておらず、
可愛いから!だけで一緒に生活することを決めてしまったのです。

おバカな飼い主で本当にごめんね・・・

過去の事は変えられないけれど、変えられないからといって過去の自分を許そうとは思いません。
ただ、彼女に出会えた事で私の浅はかな考え方が一つ消えたこと、
尊い、愛おしいという感情だけでなく、生き物と一緒に暮らすということは責任と覚悟と、この子中心で生きていく!ぐらいの気持ちがないとダメなんだということを身をもって勉強しました。私自身が大きく成長できたんだと思います。彼女にとても感謝しています。

本当にありがとう。

5年ほど前から再び一緒に住むようになり、今は専業主婦をしているので、とても様子が見やすいのですが、とにかく甘えたい!!っていう時間が多いです。
老猫なのでもちろん寝ている時間も長いですが、それ以外の時間は私の側にピッタリくっついています。かわいい!!

ちなみに幼少期あまり甘えさせられなかった分、今では甘えたいサインを察知したらすかさず膝を差し出すようにしています。(笑)

こんなに寂しい思い、辛い思いをさせた私のことを、嫌いにならず傍にい続けてくれる事に感謝です。
傍にい続けてくれる、というか、猫は家族を選べないですよね。もうこいつと一緒にいるの嫌だ!!って思っても、逃げられないし、飼い主変更も出来ません。だから、一緒にいたい、幸せ。って思ってもらえるような、彼女にとっての最良の家族になろうと絶賛努力中です。彼女の命が尽きるまで、努力し続けます。

ありがとうガブリ

長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
次からは、今のお話。投薬の話などをしていけたらと思います。


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