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上海の会社から円形ディスプレイを輸入した話

僕のバイクはTriumph DAYTONA675という車種なのだが、スポーツバイクって隅々まで完成度が高いから、すごくカスタムがしづらいというデメリットがあります(DIY好きな人にとっては特に)。

そんな中、どうにかしてその完成美に一石を投じてやろうと考えついたのがこれです。

メーターを液晶化してやればいいじゃあないか!

バイクのメーターにはスピードやトリップメーターなど簡単な情報が表示されてます。
で、今回は右側の丸いメーターを液晶化してやろうと思ったわけです。

なぜ円形にしたのか?

なぜ、設置が簡単そうな長方形の液晶ではなく、わざわざ円形のディスプレイにしたのか、以下が理由です。

1. 表示されている情報が比較的簡単そうだったから
2. 丸のほうがカッコよくない?

…というわけで、初Alibaba.comで個人輸入しました。

ディスプレイ本体

HDMI → DSI 変換ドライバーボード

↑こちらです。

実際の車速やエンジン回転数の表示はこれから作っていく予定です(もう大体できているけど)。
現段階では、OBDⅡ経由で取得したデータをPythonのEelライブラリを使って、Chrominumブラウザで表示させてます。

Pi3 側の設定

$ sudo vi /boot/config.txt

などをしてconfig.txtを開きます。
ディスプレイの設定はだいたいこのファイルにあります。

下の方へスクロールしていくと

framebuffer_width=1280
framebuffer_height=720

となっているところがあると思うので、ここを

framebuffer_width=800
framebuffer_height=800

にしました。
また、

#hdmi_force_hotplug=1
#hdmi_group=2
#hdmi_mode=1

もアンコメントアウトし、

hdmi_force_hotplug=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=87

にしました。
ここで、hdmi_groupの2はPCなどのモニタを指し、hdmi_modeはディスプレイの解像度、フレームレートなどの設定番号を指しています。
86まではすでに予約されているので、87を指定しhdmi_cvtで直接ディスプレイの設定をしてあげる必要があります。

hdmi_cvt = 800 800 60 0 0 0 0

60の次の4つめのパラメータはアスペクト比の番号

1=4:3
2=14:9
3=16:9
4=5:4
5=16:10
6=15:9

を指定する必要があるのですが、この円形ディスプレイは1:1なのでほぼ博打で0を設定してみました。

動いた…!

なんとなく勘で設定していたら動きました…!
しばらくのおもちゃになってくれるかな?



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