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【実録】2023年の投資振り返り

実際に株式で1500万円を運用している筆者の運用状況をまとめています。

【この記事で分かること】

  • 実際の損益などの運用状況

  • ポートフォリオ上位の投資銘柄

  • 投資先企業についての認識



  • 32歳の会社員

  • 給与から累計1000万円以上をSBI証券に入金しています。

  • 運用資産1500万円超、これまでの累計配当は80万円超

  • S&P500の投資信託をSBI証券で積立中です

  • Twitterフォロワー 1.6万人超

【結論】2023年の成績は+244万円(+17%)でした

資産の確認は手間が掛かるため、毎日把握することは難しいです。

人の運用をきっかけに、自分の資産状況を見直すきっかけになることがありますね。私自身も自分を客観的に見ることができるので助かっています。


日本株のメリットは「情報が入手しやすい」こと、「米国株より相対的に不人気」なことなどが挙げられます。

ただ、私の場合は資産の80%以上が日本株のため、通貨の分散の観点から米国株を増やしてバランスを取りたいと考えています。

日本株1位「アメイズ」は299万円(継続保有)

保有株1位は、ホテル運営会社のアメイズ*が2600株/約299万円でした。

7/12に業績の上方修正を発表して株価が高騰しましたが、年末にかけてズルズル下落しています。

福証単独上場の企業で、流動性が低い(≒株の売買が成立しづらい)ですが、高い営業利益率で独自の出店戦略が気に入っています。

売却目安:株価2000円前後(PBR2倍辺り)

*「アメイズ(6076)」

九州が地盤の郊外型ビジネスホテル「HOTEL AZ」を展開。

駅前立地を避け、高速のI.C.付近や国道沿いといった競合ホテルが少ない地域に出店しています。コロナ禍においても通期決算で黒字を維持している。

日本株2位「パイロット」は210万円(継続保有)

筆記具のパイロットコーポレーション*は500株/約210万円で資産の約2割を占めています。

高利益率、増配傾向といった点が気に入っています。

そろそろ円高になるのではとの市場予想により、2023年は株価▲11%下落と大変厳しい結果でした。

為替差益は経常利益の10%ほどですが、市場では円安銘柄として認知されていますね。

ブランド力とキャッシュフロー創出力が評価されれば、PBR1.5倍の株価5000円~6000円は十分に狙えると思います!

*「パイロットコーポレーション(7846)」

万年筆やボールペンの会社で、筆記具国内最大手です。

有名な商品にはフリクションシリーズがあり高利益率の企業。以前、著名投資家の「かぶ1000さん」も保有していました。

日本株3位「日本テレビHD」は154万円(継続保有)

3位は民放キー局の日本テレビHD*は1100株/約154万円です。

テレビ局の中でも高利益率(営業利益率10%前後)で、PBR0.4台と株主還元の強化が求められる水準にあることから、投資を決めました。

広告主の観点からすれば、「笑点」「世界まる見え!テレビ特捜部」「ガキの使いやあらへんで!」など長寿番組が多い点が他のテレビ局より優れていると考えています。

また9/21に「スタジオジブリ」の子会社化を発表しました。金曜ロードショーで長年放送してきた関係性があってのことです。

これで日テレの持つ知的財産が強くなりました、ホルダーとして嬉しいです!株価も素直に好感され、一時ストップ高となりました。

その後、年末にかけて横ばいとなりましたが、資産面と収益面の両取りを目指して、保有継続です。

*「日本テレビHD(9404)」

読売グループで、視聴率首位継続のテレビ局。

動画配信「Hulu」を展開しており、隠れ株主優待として一か月無料クーポンが貰えます。

2023年9月、スタジオジブリの子会社化を発表し、今後のIP活用が期待されます。

(参考)「アサンテ」は2023年7月と8月で全売却

アサンテはシロアリ駆除の会社です。

指標的な割安感はありませんが、毎年フリーキャッシュフローが潤沢であり、営業利益率が高く保有していました。

コロナ以降、原材料高や人件費の増加により業績が一時的に落ち込んでいて、株価はPBR1.6倍、PER20倍前後と業績の回復が既に織り込まれていると判断して売却しました。

一言で表すと「もっと割安な銘柄あるくない?」です。

業績が回復しても株価が少し上がる程度かもしれないため、それなら別の既に割安な株を買おうと考えました

数年後に後悔している可能性も十分にありますが、ほかの割安株を買うこととします!

(売買履歴)2023年5月に400株を売却、2023年7月に更に300株を売却、2023年8月に最後の300株を売却しました。

(参考)「三菱UFJ FG」は2023年1月に売却しました

三菱UFJ FG*は2019年から保有を続けていましたが、株価が買値の2倍(1000円台)になったことから2023年1月に売却しました。

理由は、将来も好業績をあげていく企業だと思いますが、銀行事業が複雑すぎるためです。また、時価総額が数兆円と大きいため、小型株の方が自分に有利と判断しました。

2023年末には1300円台まで上昇して悔しい想いをしていますが、銀行事業は業績の予想が難しいため、自分の実力的には十分と考えています。

*「三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)」

国内最大の金融グループ。

連続増配かつ自社株買いで株主還元に積極的。銀行株ならここと考えていますが、銀行業のほか信託業、アセットマネジメント業など事業内容が複雑な点には注意が必要です。

米国株は好調だが、保有株は無風

日本で暮らしていると為替の影響を考えることは少ないですが、世界での円の価値は変動しています。通貨の分散という観点から米国株への投資の必要性を感じています。

*為替は1ドル=141円で計算しています。

米国株1位「Disney」は79万円(継続保有)

Disneyは業績が苦戦しているため無配当ですが、ブランド力は揺らいでいません。

業績回復と配当の復活が期待できるため、保有を継続しています。

また、業績の低迷が長引いており、複数のアクティビスト参戦が報道されています。ぜひとも業績向上をお願いしたいです。

米国株2位「Philip Morris」は66万円(継続保有)

Philip Morrisは米国以外へ煙草を販売しています。高配当株の代表で、日本市場を席巻した「アイコス」など強いブランド力を持っています。

高い営業利益率とブランド力に魅力を感じ、保有を継続しています。

ただ、指標的な割安感はなく、売却も検討中です。。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を積み立て中

投資信託はその他に含めており、割合は30%弱まで大きくなりました。

米国株がやや割高、かつ円安ドル高の状況で米国株を買いづらいですが、毎月2万円ずつでも積み立てていきます。


【まとめ】これからも投資を続けます

株式投資の良い点は配当が貰えて成果が見えやすい点です。

以前、成長株と呼ばれる無配当の株を持っていましたが、株価の変動に一喜一憂してしまいます。

一方、配当が貰える株であればどっしりと構えて、長く保有を続けることが可能です。これからの投資では、配当にも注目して株を買う予定です。

2023年は日本株と米国株ともに爆上げ!

日経平均 +29%

TOPIX +26%

S&P500 +24%

自分 +17%

見事に負けております・・!2020年から計算するとまだTOPIXに勝っているので、なんとか納得して2024年を頑張ります。

TOPIXの平均PBRは1.3台と米国株に比べて割安感があるため、日本株に追い風の状況が続くと想定しています

インフレ対策にも株式は良好

日常生活でも牛乳の値段が上がったり、ガソリンの値段が上がったりと、インフレ(物価高騰)を肌で感じるようになりました。

株式を持っていれば、インフレに伴う企業価値の向上を享受できます。安心して保有できますね!

以上、2023年の振り返りとなります。2024年もどうぞよろしくお願いいたします!

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