元夫と行く湯治旅2022 10日目 湯川温泉(岩手県和賀郡)

画像1 湯本温泉から見る和賀川の景色。
画像2 おはようございます「ごはん多めにしといたから」と宿の手伝いの人。昨日夕飯用にごはん取り分けたの知ってたのかな。ともあれありがたいです。
画像3 おかずも夜用にちょっと取り分け。
画像4 ここで高繁旅館5階の自炊部屋を紹介します。ズラリと並ぶコンロ群。
画像5 こちらはシンクコーナー。冷蔵庫の手前にあるのは熱湯が出る給湯器。
画像6 ここから食器を借りたり。
画像7 魚焼き器。
画像8 これどやって火つけるん?どこに火つけるん?と、朝ごはん回収に来たおかあさんに尋ねる。「これはねえ…」と勢いよくガス栓をひねり「あれ?どこだっけ?」。アカーン!!めっちゃシューーーってガス出てるよ!無言で素早く元栓を閉める私。
画像9 「あ、ここだ」ボッと青い火が点く。火は上だけに点くらしい。こうやって最初少し網を温めないとくっつくのよ、と教えてくれた。魚焼きたいがそこまでの気力が今はない。食材もない。
画像10 かつてはこの器具の横にお金を入れる装置も付いていて、お金を入れると30分だけ使えたらしい。なんか昭和のテレビっぽい。「じゃ30分で焼ける魚じゃないとダメですね」と私。「んだからちゃあんと用意してからやるのよ」「なるほど」。魚の種類じゃなかった。
画像11 今日は武司を置いて私ひとりでちょっとお出かけ。たまにはセパレートにならないとな。
画像12 泊まっている高繁旅館の全貌。見た目ビッグだけど今は家族経営でそんなにたくさんお客さんを入れていないとのこと。ここから駅までまたもやゆけむりタクシーを利用。
画像13 駅で別方面へ行くバスへ乗り換え。約45分の時間待ちで買い物をする。土産を買って発送してもらう。
画像14 根曲がり筍の缶詰があるぞ!1300円。
画像15 わらびが充実している。他にも山菜がたくさん。
画像16 町営バス(マイクロバス)に乗り換えて湯本へ。運賃は100円。乗ってから運転手さんが聞く「どこまでですか」「え、湯本まで」「はい」。そりゃそうだ“次降ります”のボタンもないし。他の乗客は私も入れて3人。乗っている人を不安にさせるといけないので、荷物も持たずに来たけど長靴を履いていない時点でアウェー感満載。手にクレベリンをシュッシュとふったりする。
画像17 約15分乗って湯本に来た。この派手なポールはパチンコ屋。私の降りるバス停にはオセンで買い物をしたおばさんがどやどやと並んでいる。ドアが開くと同時に乗り込もうとするのを運転手さんが手で制し一喝。「降りる人いるけ、待ってけろ」ああ!ガチ方言しびれる!こういうの聞きたかった!人々の動きがピタッと止まり、私は汚れた雪の上に降りた。除雪車が激しく往来している。
画像18 昼ご飯は目星をつけてあった大丸食堂へ。6人座れるテーブルが2卓、座敷が4卓。先に3人がそれぞれテーブルに座っていて、見たところ相席らしく、ひとりだし靴を脱ぐのも面倒なので私も少し挨拶して相席で座る。ここの看板メニュー「ごまみそゼンマイ焼きそば」を注文。750円。
画像19 この車群の奥に入口。
画像20 来ました。激安有名店のスーパーオセン。この地域の生命線とも言えるスーパーで、なんと店内には軍艦マーチがかかっている。パチンコ屋ですか。
画像21 玉ねぎのドデカイネットが積んであるのが見える。続々お客さんが訪れ、店内にはシールを持った店員が待ち構えており、寿司や魚なんかを買った人がいると「はいはいー」と値引きシールを張りに行く。これはテンション上がる。珍しいものとしてはハタハタ、生のにしん、イルカの切り身。せりもたっぷり買うことができる。
画像22 オセンのあと、歩いているときに見つけた「丑の湯」へ。440円。温泉の公衆浴場。先客は地元のおかあさんが二人。黙って湯船に沈みながら会話を盗み聞く。「…んだんだ」「…んだんだ」と、明瞭なんだんだの応酬。「こっちの湯はね、熱いの」私が自分の湯とおかあさんたちの入っている湯を見比べているとそう言って教えてくれた「あっついけど慣れればなんてことないよ」。
画像23 本来社交場である公衆浴場だが密室ということでおかあさんたちもちゃっちゃと着替える。「話しちゃなんねえなんでつまんないね」そう言ってマスクをはめて帰って行った。
画像24 今日の一杯。オセンで買ってきたつまみと。
画像25 これもオセンで買ってきたエビフライ。
画像26 朝の残りのご飯にレトルトカレーをかけて、その上にエビフライを乗っける。
画像27 武司はお上品なのでエビを3つに割る。

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