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シフォンケーキ作りと起業家マインド

この前、紅茶のシフォンケーキを作ったのだけど、その中で

ハッとすることがあったので、書いておきます。

まず、シフォンケーキってどうやって作るのかご存じですか?

たまごを卵黄と卵白に分けて、それぞれミキサーにかけて、混ぜて

型に流し込んでつくります。(ざっくりですが)

作り方は、結構シンプルなんですけど、結構シフォンケーキって、膨らまないとか、むつかしいイメージあると思うんです。

実際に、「シフォンケーキ レシピ」と検索すると、サジェストに「失敗しない」「失敗例」「膨らまない」とかそういうワードがでてきます。

どうやって作るのか、具体的に気になる方や失敗例について気になる方はこちらを見てみてください

友人と2人で、レシピを見ながら作っていたのですが、

卵白を混ぜても混ぜても、ぜんぜんツノが立たない・・・

ハンドミキサーで混ぜる事40分・・・え

・・・

こんなにメレンゲ作るの大変なの?大変だと思ったけど、

40分経っても全然ツノが立つ気配がないんだけど・・・・

という状態で、あ、シフォンケーキの肝であるメレンゲづくりに失敗したと

意気消沈していました。

その時、原因はよくわかりませんでした。(原因は後述しますが、勘の良いかたはわかるかも?)

メレンゲづくりの前に、卵黄の泡立てていたのですが、

40分も立っているので、もうカチコチに固まってしまっていました。。

あ、もう絶対失敗した。。。そう思っていました。

とりあえず、ここまで来たし、一応焼くか!!と、

カチコチの卵黄の生地に、ツノが立っていないメレンゲもどきを流し込み

完全分離した状態で、オーブンに突っ込みました。

私も友人も、内心、絶対に失敗したと思っていました。

だって、シフォンケーキの命である、メレンゲづくりに失敗しているわけですから、膨らむわけないです。

オーブンで焼くこと40分、、オーブンからはめちゃめちゃいい匂いがしてきます。

お、匂いはいい感じだなぁ、あとは形がどうなってるかだなぁ、と思いつつ

オーブンを開けました。

( ,,`・ω・´)ンンン?

おおおおおおおおおおおおおおお

膨らんでいるじゃないですか!ふわっふわに膨らんでいました。

やったああああああああああああああああああ!!!!!!!!

完全にシフォンケーキができていたのです。!!!!!

メレンゲが作れなかったのに、シフォンケーキが作れました。

もちろん、お店に売っているレベルのものと比較したら、生地のきめ細やかさなどは負けていると思いますが、

家庭で作ったシフォンケーキの中では間違いなくおいしいレベルのシフォンケーキでした。

そこで、思ったことが2つ。

失敗するかどうかは、やってみないと分からない

あの時、メレンゲができてなかったけど、辞めずに、カチコチの生地に

流し込んでよかった。

あきらめなくてよかった。そう思いました。

※シフォンケーキの話です

失敗の原因は、わかっていても身をもって経験してみないとわからない

行動が大事だ、経験が大事だ、という話よくあると思いますが

失敗であっても、その経験をしておくのは重要だという話です。

そもそも、今回の大きな敗因は、

「卵黄を混ぜた、ハンドミキサーをそのまま

卵白に使用したこと」だったんです。

最初から、卵白と卵黄でボールを分けているわけですから、メレンゲを立てるのに、卵黄の性質を考えれば、絶対に、兼用してはいけないわけです。
もしくは、一度洗って、ふいて、卵黄が全くついていない状態にして、メレンゲをたてないといけなかったんです。

冷静に普通に考えれば、サルでもわかりそうな話ですが、大人2人は全く気付いておらず、兼用してしまっていました。

シフォンケーキの焼き上がりを待ちながら、

なんでこんな簡単なことに気付かなかったんだろう??という話を二人でしていましたw

これだけ情報が沢山ある世の中ですが、結局自分で経験したことしか、本当の意味で理解する事ができない、もしくは、他人の経験をトレースするには、表面的なことだけではなくて、本質まで掘り下げて考えないと、理解ができないのだと思います。

(今回ならば、なぜ最初にボウルを2つ用意する必要があるのか?ここを考えられていたら、卵黄を混ぜたハンドミキサーを流用することは決してなかったはずです。深く考えていませんでしたw)


ちょっと今回真面目に書いてみました。次回は絶対にシフォンケーキを上手に作れると思います笑

サポートは次回のシフォンケーキ作りの材料費に使わせていただきますので、ぜひよろしくお願いいたします。



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