僕はトリッカーズが大好き／ポール・スミス編

ソールの緑色が気持ち明るいかな？目立つかな？とちょっと気になりもしつつ、これぞイギリスといった雰囲気のモスグリーンのスエードとグリーンのレザーのコンビの魅力にノックダウン、秒で決めた一足。そういえば、緑色の革靴ってこれが初めてかも。

成城アルプスでの僕の足。

ベリーブリティッシュ！

ITSHIDEだね。

ポール・スミス別注だった。

サイドに入ったメダリオンは、自転車かな？そういえばこの模様はよく見ている気がする…と思って、手持ちの靴を当たってみたら、同じメダリオンが入ったものが見つかった。

パッと見同じだけど、よく見るとちょっと違う。

このメダリオンの入っているブーツは、イギリスで買った。2回目に行ったときかな？ノーザンプトンにあるTricker'sの工場に行ったときに購入したものです。フルブローグのブーツが欲しくて。でも、人気があって在庫がないと言われてがっかりしていたら、一足だけあるぞと言って持ってきてくれた。やったと思って試着してみたらサイズが小さくて、さらにがっかりしていたら、別のサイズを三足くらい持ってきた。あれあれ？一足しかなかったんじゃなかったの？と思って店員さんの顔をのぞくと、口の前に人差し指を立てていた。その口元にケチャップがついているのが僕は気になっていた。

こちらもポール・スミスだった。

ソールはダイナイト。

実はこれ、コバ回りを削ってます。元々はもう少しコバが出ていてトリッカーズっぽい雰囲気だったんだけど、少し削ってシュッとさせた方がポール・スミスっぽくない？と思って。そしてこれが初めて買ったトリッカーズです。最初の一足はイギリスで買おうと決めていたから。だからその時の、お店の雰囲気や、試着したときの感じ、なぜか口元にケチャップがついていた店員さんの顔など、よく覚えている。

旧古河庭園での僕の足。