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古民家改修<事業再構築補助金>採択から申請までのリアル

「ポストコロナ時代の経済の変化に対応するため
企業の思い切った事業の再構築支援する。」

と銘打たれ、中小企業庁が主幹となり推められている
事業再構築補助金。

(なぜかコピーライターが)
「まちかなの古民家に、産学交流できる宿屋をつくりたい!」
(いつかは古民家サウナも..)
とはじまってしまったプロジェクト

これを事業の再構築と呼ばずしてなんと呼ぶ!
と勇んで申請、、、
幸運にも採択いただけました。

私のような、
ビジョン先行型(会計&ファイナンスに弱点)
が、採択いただいてみて、
大切だと思ったポイントは大きく2点

  • 公募要項に一つひとつ応える、メリハリある計画書

  • 収支計画は悩まず早めに、専門家に相談しようw

まずは、公募要項をしっかりと熟読することからスタートです。
(その厚さに挫けそうになりますが、そこは頑張るしかありません。)

それぞれの要項の意図を汲み、
応えるべきポイントを想定すること。
その問いに対して、
(実現性の高さをアピールすべく)
実績の数字などをいれて応えていきます。
このあたりの細かな書き方のコツは
別の機会があれば、まとめたいです。

そして苦手な会計&ファイナンスの部分については、
商工会議所による専門家支援サービスを利用しました。
毎週火曜日に会議所内に常駐する中小企業診断士さんによる
無料相談サービスを複数回に渡って利用して、
具体的な収支計画の策定のアドバイスをいただきました。
※同様のサービスは最寄りの商工会さんにご相談ください。

ただし、あくまで2時間程度の無料相談ですから、
相談できることは限られます。
私の場合、公募要領に応える作文は得意でしたから、
「収益計画算出根拠計算シート」の作成に絞って
まるっとお力をお貸しいただきました^^;。
ふだん数字に向き合いなれていない甘ったれ経営者には、
正直、一人じゃ無理でした。。

申請を終えてみて、事業再構築補助金は、
決して気軽な補助金ではないと思いました。
作成には、体感で最低でも2〜3週間はかかります。
くじけそうになりますw
わたしはセルフマインドコントロールとして
「採択されれば、補助金分の売り上げをつくれるんだ」
と、仕事だ仕事だと自己暗示をかけ、なんとか乗り切りました。

無事に採択いただけた時は、
新しい扉が開いたような気分で胸が高鳴りました。

しかし、まだ私は、その時、知らなかったのです。

「交付申請」というもうひとつの沼があるのを。。。


このnoteは、
かつて繊維産業で栄えた、
北関東の小都市のどまんかに、
古民家ゲストハウスを運営することになった
ひとりのコピーライターの告白である。