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にわとりが卵を産んだ! 3月16日(木)

ある日、外からおかしな音が聞こえた。切羽詰まったようなニワトリの鳴き声。もしかして獣に襲われてる?いや、だけどこの声聞いたことがある…そうだ、卵を産むときの鳴き声だ!

あわてて外に飛び出しニワトリ小屋に向かう。巣箱の中でうずくまっているニワトリを「ちょっとどいてね」とそっと押しのけると、あった!うす茶色の卵を手に取るとまだあたたかい。

パートナーが「そのへんにあるもの」で作った巣箱
巣箱の中に卵発見!

ちょうど一か月前に迎え入れたニワトリ。

仲間にいじめられてけがをしている状態だったのを「もらってくれんろうか(←土佐弁)」と言われて引き取ったのだった。はじめは相当気が立っていて、近づくだけで威嚇するような声を出すし、小屋の扉をあけた隙に飛び出して、捕獲するのにもひと苦労…

その顛末はこちら↓

ニワトリを譲ってくれた方は「ケガが治ったら卵を産みはじめる」と言ってくれたけど、じつは半信半疑だった。ケガはひどいし、そもそもこの非友好的なニワトリを飼い続けられるのだろうか…そんな風に先行きがあやぶまれていたけれど、時間がたつにつれ、ニワトリが穏やかな雰囲気になってきて、ほっとしたところだった。

朝起きると「エサちょうだい!」
エサは米ぬかとくず米、野菜くずを発酵させたもの
いないとおもったらこんなところに!

朝目覚めると、「コッコッ」というかわいい鳴き声が外から聞こえてくる。白いニワトリが庭を歩き回ったり、無心に餌をついばむ姿は見ていて飽きない。ついしゃがんでじいっと見続けてしまう。これはニワトリセラピー?

庭にニワトリがいる風景

ニワトリが卵を産み始めて1週間。

「今朝は産んだかな?」と毎朝小屋をのぞくのが毎朝たのしみ。産んだ卵は「食べないでね!」と家族に言い渡して、毎日うっとりと眺めている(譲ってくれた方にも「卵産みました!」と見せに行った)。

そして….じつは「もう1羽飼いたいな」と思い始めている。毎日ひとつの卵では貴重すぎて使うのに緊張する。たくさん採れた卵で大きなプリンを作るのが夢。

庭で育てたタカキビをついばむ姿も愛らしい
photo: kettle_photo


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