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あるインターママから届いた1通のメール 【バイリンガルの娘を育てたわたしのストーリー⑯】

Asakoバイリンガル子育てです。バイリンガル子育て歴18年。
老舗インターナショナルスクール保護者歴13年の体験談をこのnoteでは綴っています。
全て我が家のリアル体験談となりますので、参考にしていただけましたら幸いです。

純日本人の娘が合格できた老舗インター受験最終面接の様子はこちらです。ご興味ある方はお読みくださいね👇

https://note.com/asakobilingual/n/nda2aa1f3852b

今日のnoteでは老舗インターキンダー入学前の夏休みの出来事などを振り返ってみたいと思います。


インター入学直前の夏休み

インター入学が決まってからは 晴れ晴れとした気分で夏休みを過ごしました。
当時、私の妹がアメリカのコネチカット州に住んでいたので夏休みに遊びに行った際に、スクールにもっていくバックパックや文房具などをTarget やWallmartで購入しました。

娘は大好きだったマイリトルポニーのバックパックを迷わずチョイス。
そのバックパックにキーホルダーもジャラジャラと付けて準備完了です。

アメリカの女の子に大人気のマイリトルポニー

特に禁止されている色柄やキャラクターも無いため、娘は入学準備だけでもワクワクが止まらない様子でした。

本当に何を選んでも良くて、学校というのは、人と違う個性を尖らせていくことができる場所なんだなあと、準備を進めながら感じたものでした。

持ち物すべてに名前を付ける必要もありません

よってお名前シールやスタンプ、アイロンプリントなども不要。
上履きも体操着も雑巾も通学用帽子も必要ありません。

体育は着替えずに、動きやすい格好で通学すればよいのです。
プールも室内温水プールでしたので、通年ありましたが、
水着もスクール水着ではなく、好きなものを準備すればよかったです。

まあ本当に自由で素晴らしいの一言です✨ 

他にも学校へは毎日スナック(お菓子)も持っていきますし、小さな子でもピアスは当たり前。

ネイルもヘアアクセサリーも自由ですので、禁止事項が少ないということで、かえって学校がとても楽しい場所になっていると感じていました。
なにせ、先生がピンクの髪だったりしますので。

こんな先生もいるのがインター🏫


夏休みにインターママから届いた1通のメール

そして、夏休みに入りしばらくすると 私たち夫婦宛てに見知らぬアドレスから、1通のメールが届きました。

「Welcome to ○○ school community ! 」というタイトルのメールは1人の在校生のママからでした。 もちろん面識はありません。

英文メールを読み進めてみるとこのような内容の文章が書いてありました。

「私は○○と申します。このスクールコミュニティ内であなたの個人的な連絡係となれることを嬉しく思っており、あなた方ファミリーがスクールにできるだけ快適に溶け込めるようお手伝いできればと思っています。

夫はアメリカ人、私は日本人です。私たちには2人の子供がいます。
娘は5年生、息子は2年生です。
私たちはこのスクールで過ごす時間を本当に楽しんでおり、あなた方が新しい環境に慣れるまで喜んでお手伝いします。
学校のコミュニティWebサイトのURLをご連絡します。そこには役立つ興味深い情報がたくさんあり、素晴らしい写真もたくさん見ることができますよ。
ご質問がある場合は、いつでもお気軽に私にメールをしてください。
日本語でも英語でも大丈夫です。
新入生保護者オリエンテーションでお会いできることを楽しみにしています!」

どうでしょうか✨ 私はこのメールを受け取って、在校生の父兄と繋がれた感動で胸がいっぱいになり不安が和らいだことを覚えています。
頂いたメールは英語でしたが、日本人ママとわかり日本語でもコンタクトOKというオファーにホッとしました。

後で知ったのですが、毎年新入生ファミリーには、在校生のママが
1名、何かあった際の相談係としてついてくれるシステムとなっていました。

入学前の夏休みに温かいメッセージを送り入学前の不安を解消してもらうのです。新入生だけではなく、編入してくるファミリーにも同じような対応です。
そして、学校関連のメールは日本人同士であっても英語が基本

やはり老舗インター。英語がネイティブレベルのママだらけ。

今はもう慣れっこになりましたが、日本人同士でも英語メールのやりとり、最初は少しキツかったなあ。。

老舗インター入学における3つの課題

夏休み中には、インターの保護者面接から考えるきっかけとなった
3つの課題についても夫婦で話し合いを重ねていきました。

この老舗インターに高校卒業まで通うというシナリオからの課題です。
(実際は途中3年間、地方インターへ通うことになりましたが、そのお話はまた後日)

人は環境が変わると考え方も変わっていく生き物ですが、日本でも、アメリカでもしっかりと夫婦で話し合いをすることで、一貫性を持ってぶれずにゴールに向かって突き進んでいくことができたと思っています。

忘れないためにも、最後に当時の3つの課題をもう一度書いておきたいと思います。

・アメリカの名門大学を目指すのか、
 日本の大学を目指すのか


・毎年約3か月もある長い夏休みに、日本語習得の
 ため日本の公立に一時的に通わせるのか、否か。
 アメリカで現地の同世代の子どもたちと同じ経験を積ませていくのか。
(サマーキャンプなど)


・娘のアイデンティティが日本ではなくアメリ
 カになっていくことにどのように対応して
 いくのか

本日も長文お読みいただきありがとうございました。

次回は、娘のインター入学時のあれこれを書いていきます。
日本の学校しか知らなかった私にとって、インターでの毎日は衝撃の出来事も多くあり🤣 結果としては本当に楽しいことでいっぱいでした。
ではまた、遊びに来てくださいね💛


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