「あ~、なんだったかなぁ」を増やす
☆フィンランド・ヘルシンキにある猫カフェを取材した時の写真
私は記憶力がいいほうでもなく、1度聞いただけで単語や文法を理解できるような頭がいいほうでもありません。
近道や楽な道を探すのではなく、「現地で使える語学力」を目指して、地道にこつこつと努力して、何回も間違えて、何回も忘れて、何回も覚えようとすることで、語学力をあげていくタイプです。
何度でも忘れます。
20回聞いても忘れることもあります。
100回ノートに書いても忘れることもあります。
語学の勉強で何度も忘れるのは当たり前なので、気にしていません。
ただ、
「全くわからない・さっぱり覚えていない」
と
「前に聞いたことあるな、前に学んだな、なんだったかな?うーん……」(喉元まで出てきているけど思い出せない状況・勉強したけどぼーんやりとしかまだ理解できていない状況)
というのは違うと思っています。
後者のほうを今はできるだけ増やしたくて、とりあえず何度でも忘れるだろう前提でたくさんの文法や単語に触れたいと思っています。
「なんだったかなあ」、「前に聞いたなあ」を繰り返していくことで、頭に少しずつ定着していきます。
「思い出そうとする」行為自体が語学勉強では大事で、これで脳がうんうんと少しずつ成長している気がする。
だから、
何度でも忘れてもいいから、
「なんかやったなぁ、なんだったかなぁ」を今はできるだけ増やしたい。
それだけでも、毎日ちょっとした前進ができていると思っています。
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☆フィンランド語と英語で情報検索して、英語で出版社に連絡・取材して書いた記事
☆数か国語ができたから、出版できた本
『北欧の幸せな社会のつくり方: 10代からの政治と選挙』『ハイヒールを履かない女たち: 北欧・ジェンダー平等先進国の現場から』(かもがわ出版)発売中です。カラフルな写真とともに、ぱらぱらと読める北欧モデル資料集のようになっています。