逢魔通りの怪談【ファンタジー ショートショート】

逢魔通りでは、毎日不思議なことが起こる。
月曜日は狸が大道芸をし、火曜日は火星人の乗った宇宙船が不時着し、水曜日にはユニコーンが庭の草を食み、木曜日は鶴が恩返しに来た。
そして金曜日には……?何が起こるかな。

「ひゃー、遅くなっちゃったなー、お母さんに叱られるかな」
学校から帰ると、僕はランドセルを放り出して拓人の家へ遊びに行っていた。
走りながら公園の時計をチラッと見た。うわ、もう7時近い。道理で暗くなってきたはずだ。
僕は鍵っ子だ。お母さん、もう帰ってきてるかな。帰ってたら確実に雷が落ちるぞ。
いつもは逢魔通りは通らない。だっておかしなことが起こるからだ。だけど今日は緊急事態だ。僕は意を決して逢魔通りに突入する。
パン屋さんの前に、3歳くらいの日本人形みたいなおかっぱの男の子が立っている。こんな時間になんで一人でいるんだ?でも僕は急いでいた。急いでいたから声もかけずに通り過ぎた。
今度はうどん屋さんの前だ。おんなじ顔、おんなじ髪型、おんなじ服装。着物なんか着てるから、見間違うはずがない。
おかしいな。追い越されるはずがない。僕は思わず足を止めてしまった。
「僕たち双子なんだよ」
ギクッとした。何も聞いてもいないのに、その子は言った。僕は怖がっているのを知られたくなくて、無視して走った。
そしたら今度は魚屋さんの前に…2人!おんなじ顔、おんなじ髪型、おんなじ服装。
「な、なんで…」
思わず声に出してしまった。
「僕たち四つ子なんだよ」
二人は声を揃えて言った。
こんなのおかしい。絶対変だよ。
僕は泣きそうになりながら走った。
お母さん助けて!誰か助けて!そう思いながら必死で走ったけど、こんな時に限って誰もいない。それにこんなに走ってるのに、夕日はずっと同じところにある。沈みもしないし動きもしない。
こんなに走ってるのに、逢魔通りから抜け出せない。そう思ったら、うどん屋が見えてきた。
「そんな…!さっき通ったのに…」
うどん屋の前には…、おんなじ顔、おんなじ髪型、おんなじ服装。三人いる!
「僕たち七つ子なんだよ」
嫌だ!僕は怖くなってもと来た道を走り出した。
パン屋の角まできた!これで逢魔通りから出られる!
一歩逢魔通りから踏み出した途端、辺りは真っ暗になった。
「悠真…」
「うわあ!」
暗がりから声をかけられ、僕は飛び上がった。
「悠真?どうしたの?心配になって探しに来たのよ」
お母さんだった。

次の日、逢魔通りには、狐の毛がいっぱい落ちていたらしい。僕は狐に化かされたのだ。

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主人公を小学生にしたら、表現が難しくなりました(^_^;)

今日は来週の打ち合わせに備えて、少し仕事しました。

まだ、ホームページの更新に必要な情報とかもらってないので、更新の提案内容だけですが……。

ラインアカウント作りたいという要望もあったので、それも調べてまとめました!

今月は殆ど仕事してないのに、お給料もらっちゃっていいんかな、って感じです(^_^;)

来週から忙しくなるかもしれませんが……。

ここで研鑽積んで、別のクライアントも掴めたらなあと思います。

そしたら画像編集ソフト買って、ユーチューブのサムネイル作成なんかもやりたいです!

が、稼げるときに(元気なとき)稼ぎたいので、看護の仕事も探そうかなと思ってます。


それにしても、先週から謎の股関節痛に悩まされてて…早く治るといいなーと思ってます(-_-;)


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