「20代最高に苦しんでenjoyしよう!経済的な自立から自由は始まる」ボーク重子さん・長倉顕太さん
Ι 第5回朝活読書会開催
2023年10月10日
朝活読書会”初”の女性ゲストである
非認知能力の先駆者であり
子育てやキャリアにおいて
等身大のロールモデルとして支持される
ライフコーチ
ボーク重子さん
SNSを通じて知り合い
考え方や生き方に共感し
過去に何度も対談も行っている
プロデューサー
長倉顕太さん
の2名をお迎えした
何歳からでも挑戦し続ける
前向きで謙虚なボークさんに
『自分も今日から出来る事からやってみよう!』
と優しく背中を押された暖かい時間となった
Ι 朝活読書会とは
読書会や本を通じて自分を知り
今後歩みたい人生のヒントを見つける
アウトプットを通じて
言語化を行い
沢山の価値観を知ることで
自己成長に繋げていく
事前に課題書籍を選定し事前アウトプットを行い
当日はゲストをお招きし
対談や講演を通じてさらに価値観を深めていく
↓ 今回の課題書籍は発売5日で重版となったこちら ↓
Ι ゲスト紹介
ボーク 重子(ぼーくしげこ)
Shigeko Bork BYBS Coaching LLC代表
ICF(国際コーチング連盟)会員ライフコーチ
非認知能力を育む子育てコーチング、
人生を変えるBYBSワークショップをはじめとする
非認知能力を育むコーチングを提供
娘のスカイは2017年「全米最優秀女子高生」
コンテストで優勝
現在は全米・日本各地で子育て・キャリア構築ワークライフバランスについて講演会やワークショップを展開中
長倉 顕太(ながくら けんた)
スタンフォード大学オンライン高校の星校長、
苫米地博士、歯科医の井上裕之先生など
名だたる著名人のプロデューサー
現在はコンテンツのプロデュースやコンサルティング
海外での子育て経験から教育事業などに携わっている
Ι 挨拶とスケジュール
「課題書籍を2回以上読んだぞという人」
の掛け声でスタート!
多くの手が上がり
一番多く読んだ人は3回であった📚
学校で学ぶことの少ない非認知能力
繰り返し読むことで自身へ落とし込んでいきたい
初の女性ゲストということで
女性参加者も多くみられ
ボークさん出身地である福島や
北海道から長崎まで各地から集まった
今回のスケジュールはこちら
Ι 課題書籍のアウトプット
3人1組のアウトプットから行う
より多くの価値観を知ることを目的としている
相手の意見や考えを否定する事なく肯定し
『対話』・『会話』を通じて
参加者は自分の価値観を広げていく
以下、全体でアウトプットした参加者の感想抜粋である
Ι ボーク重子さん講演
会場後方から、
座席中央を颯爽と歩いて登場
一瞬で会場がボークさんの雰囲気に包まれた
『元気』『パッション』『明るさ』
数秒でこれほどまでに伝わるのかと驚いた
ー20代ってきつくない?
「ピチピチのあの頃に戻してあげるよ!
と言われても20代にはもう戻りたくないね」
とボークさんは言う
高校・大学を卒業するまでは
ある程度人生のレールが決まっている
いざ、社会人になると
『 主体的にやって』
…?
今までいい子でやってきたのに?
急に自分でやってって困る…
『 事実婚/シングル/離婚と選択できるらしいよ 』
『 自分らしく働こう!』
自分らしくってどういうこと…?
そう、今は無数の選択肢の中から
自分で選べる時代になったのだ
人生100年時代と言われているけど、
正直、20代よりも大変な時期はないと思う!
ここ生き延びたらあとは大丈夫と参加者を後押しする
ー自分の人生を生きなかった20代
当時、人生のゴールは結婚/玉の輿
・求められる女性
・結婚したいと思ってもらう女性
になるために仕事や遊び場を選んでいたという
福島に住んでいたが、
就職は東京に行くために
アメリカの秘書の学校へ留学をした
帰国後は東京の外資で働いたが
指示待ちの仕事は向いておらず
「1年以上続けると一生この会社よ」と言われ
1年を経たずして辞めた
その後は、リサーチの会社に3年間務め
英語とフランス語の記事を日本語に翻訳もしていた
そんなある日
30歳の誕生日を目前に
お付き合いしていたアメリカ人の彼に
と、当時は思ったが
「君はどう生きる」に
言い返せないってやばいよね
”自分の人生を自分で歩む”感覚がなかったのだ
この時初めて、
自分で稼げるようにならないといけない事に気づき
リサーチの仕事を一生やるのは限界がくると悟った
どうせやるなら
好きなことを仕事にしようと
決意をした29歳であった
ーやりたい事を見つける
いざ、何を仕事にしようかと考えた時に
21歳の時にNYで出会った
ギャラリーをしている女性を思い出した
彼女は小さなギャラリーを持ち
南米奥地にアーティストを発掘しては
その作品を大統領に売り
年商120億を稼いでいた
アートをビジネスとして見た時に
「なんかかっこよくない?」
「いつかやりたい」
と憧れたのだ
人間は『出来ない理由』を考える天才で
・お金ない
・ギャラリーの子供でもない
・学芸員でもない…etc
『どうやったら出来るか』を考える前に
辞めてしまう人が大半である
そんな中ボークさんは
憧れの女性になるため
アートを学びにイギリスへ留学し
生まれて初めて勉強が楽しいと感じ
3年かけて修士号を習得したのだ
日本に帰るタイミングで
今の旦那さんと出会いアメリカへ渡航
修士号を取得し
偉い人間になったと思っていたが
生活していくうちに
・修士号を取っただけの新人じゃん
・出来ない事ばかりでギャラリーも夢のまた夢
・何も知らないまま母になるのか
と、君はどう生きる?と
言われたあの時と変わってない事に気づき
子供が産まれてから暗黒の2年間を過ごした
このままだと
子供は今の自分のようになってしまうと
悩んでいる中『非認知能力』に出会ったのだ
ーなんでもいいから行動をする
アートビジネスは出来ないと思ってるけど、
何かを始めないと
自分の中の『生きる力』が育まれず
子供も同じようになってしまう
自分以外の誰かの為に
頑張らないとまずくない?かと
ひとまず就職試験受けてみたが結果は全滅
当時、現代アートの美術士で
学位を持ってる人は少なく
三か国語話せるのになぜ落ちたのか
理由はいたってシンプルで
・やりたい気持ちがない
・やれるからやる
前の自分と何も変わってなかった
なんでもいいからと慈悲でもらった
はたき掛けのボランティアから
ボーク重子は再始動したのだ
日本で当たり前と思っていることは
グローバル社会においては
当たり前でない事が多く
それをきっかけに人脈も広がり
プライベートディーラーになっていた
ギャラリーを開催出来るまでになったが、
自己実現の域を超えてないからか
ギャラリーの開催を応援してもらえない…
ある日の保育園での出来事
「近所のみんなのために何ができると思う?」
という先生の問いに
小さな時から社会の役に立つためには
どうしたらいいかを考えているなんて…と
ボークさんには無い視点にハッとした
この時初めて
「ギャラリーを通して何ができるか」
を考えたのだ
アメリカに来てから感じていたモヤモヤ
アジア=ボートピープルで格差を感じていた
アジアも最高じゃん?すごいよ!を
アートを通じて、
アメリカの人に魅せられたらいいなとおもい
ギャラリーを開催した所
応援してくれる人が増え
なんと20年近く続けることが出来たのだ
ー人はいつからでも変われる
第2の人生である50歳を迎えるにあたり、
新たなキャリアが欲しいなと思い
ひょんなことからコーチングを始めることになった
いろんな女性の生き方があるのに
知らないなんてもったいないと思い
本を書こうと決意したが出版まで7年かかった
また、非認知能力の本を書きたいと持ち掛けたが
5社断られ、分からないながらも
無料で出来るブログをはじめた
出来る事をやっていくボークさんのスタイルから
人はいつからでも変れると娘さんは学んでいた
非認知能力(生きる力)を身に付けるまでの
奮闘や変化の過程をしっかりとみていたのだ
ー生きる力とは
45歳になって出会った
非認知能力を広げるコーチングを始めてから
『パッション』を味わった
今は、仕事をしている感覚はなく
言われなくてもやる力・好奇心が
どんどん湧いてくる
これこそが非認知能力
「皆、20代を最高に苦しんでenjoyして!
苦しいのはここからだと思う。
20代終わって本当によかった!」
ボークさんの基礎は、
20代で身に付けれたと話す
先がみえなくて、不安になるかもしれないが
不安になってもならなくても
結果はあんまり変わらないから安心して
最後にこの言葉を送ります!
皆ありがとね!と笑顔で締めくくった
いろんなことに挑戦し、壁にぶつかりながらも
生きる力を手に入れたボークさんであった
I 質疑応答
Q:相談を受けた時にどんな声かけをしたらよいか?
大前提として、
人は相談をした時にアドバイスを求めておらず
聞いてほしいということを理解する
コーチングのアプローチでいえば
人は話している間に答えを見つけていく
「そうなんだ」「なるほど」「うんうん」
と、相手の話を聞いているうちに
自身で結論を導き出すことが多い
聞いてあげるのが一番いいんじゃないかな!
あなたになら話しても大丈夫という
心理的安全性が高い環境を与えよう
Q:パワーの源は?
『非認知能力に格差があってはならない』が
ボークさんの信念
自分のためだけだと続かない
ハードなスケジュールも
誰かの為だから頑張れるのだ
広島→博多→佐賀→福岡を
なんと1日の中で移動しているそうだ
出来るからやる
やらしてもらえるからやる
それだけ
あとは、自己肯定感で
自己を肯定的にみることが大切
・オクラ茹でた!凄くない?
・ゆで卵を作った。これ完璧じゃない?
と何でもいいからできた
自分を褒めてあげよう!
その時その時の自分を好きになる
毎日、今日も自分がかわいいって伝えてあげる
自分のダメな所も
受け入れてあげることも大切(自己受容)
Q:まだまだ女性への制限が多い印象がある。これからを生き抜くためのアドバイス
少し前の時代は
結婚・出産を前提にキャリアを
どうするか考える風潮があった
今は
・自分は何をやりたいか
・こんな風に生きたい
・理想のライフスタイル
の過程において、
結婚や出産もありなのかなと娘を見ていて思う
何よりも、20代の女性に伝えたいのは
経済的に自立する事
お金があると決定権を得られるのだ
・経済的に自立するにはどうしたらいいか
・どうやって自分の好きな事を全うするか
・好きなことをして生きるための経済的手段は何か
を確立した上で
・自立した自分になる
・一緒にいた方が幸せになれそうな人がいるか
・家族になったらもっと幸せであれば家族になる
といった考え方もいいのではないかと話す
これからの時代を生きる
男女にそれぞれ求められる条件
として以下を話した
女性:経済的に自立する
男性:掃除・洗濯・料理・育児ができる
Q:多数の「初心者」を経験されていくなかで、質問力や着眼点などセンスはどう磨いていったか?
知識も大切だけど、なによりも『好奇心』
知り合いのレストランにて
インタビューコラムを作成する機会を頂けた。
ある時そのコラムを読み返してみると
すごく面白くない…
文章力以前に
ゲストが魅力的じゃないと気づいた
理由は明確で
人の話を聞いてない興味を持ってなかったのだ
バックグラウンドを調べるのはもちろん、
人に興味を持ってない
ボークさんは
今なお60~90分毎日情報に触れ知識を蓄えている
人に興味を持ち
「なんで?」「なんで?」と思うことが
ポイントじゃないかなと答えた
笑いあり楽しく、あっという間の質疑応答でした
I まとめ
✅ なんでもいいからまずは行動しよう
✅ 人はいつからでも変わられる
✅ 経済的に自立をして自ら選択できる人生を
✅ 小さなことから自分を認めよう
✅ パッションを見つけよう
ボークさんみたいになりたい!と
思った参加者も多いのではないでしょうか
「誰かの為に」を見つけた瞬間人は変わるのだと感じた
占いにいったら、
102歳まで生きると言われたボークさん
102歳になっても可愛いハイヒールを履いていたいと
自分を貫く姿勢がかっこいい
新たなことへのチャレンジも臆することなく
周りへの感謝が印象的であった
ありのままの過去を教えてくれたボークさんみたいに
謙虚でアグレッシブに自分の人生を歩みたいものだ
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