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文学フリマ東京とBOOTHで販売を始める新作について

こんばんは。ついに東京デビューを明日に控えた朝伊ミチルです。
文学フリマ東京では、4作品を持っていきます。

Webカタログもアップしました。
この記事では、それと内容はほぼ同じで、
まとめ記事といった感じで、新作4作品を簡単に紹介します。
画像は冊子が届いて最初に自分用として確保した「朗読用」となってます。すみません(もちろん、商品には「朗読用」とは書いてないです)。

「私たちのキスアンドクライ」

フィギュアスケートを愛する、または、少しでも興味がある、すべての人に捧げる連作集。

画家を志し、田中刑事さんに本気で恋した女子高生・紅
紅と適切な距離を取りながら、同じ世界を見るために、羽生結弦選手の応援を始めた母・紫野
肥満と拒食症に悩み、エリザベータ・トゥクタミシェワ選手に希望をもらう女性・桃香

「スケオタ」=フィギュアスケートオタクの三人の女性たちが、ままならない日常のなか、
フィギュアスケートに少なからず勇気をもらい、立ち上がる物語。

ややエンターテイメント寄りのヒューマンストーリー。

「ユー・ノウ・ユア・ライト」

幼い頃から両親、とりわけ父親から激しい虐待を受けた末に、両親を殺した少年・龍一の
人生のはじめからおわりまでを描くピカレスク小説。

やや純文学傾向。
作品の性格上、グロ描写、BL要素など登場するため苦手な人は注意。

「PINHEAD」

障がい者の居場所はどこにある――

精神科の女性専用小規模デイケアで出会った、美波、夏海、砂月。
年齢も障がいもバラバラな三人が繰り広げる、青春、恋愛、失恋、挫折、破滅、わずかな希望。
普通に生きられない、凸凹だらけの三人が
繋がり合い、ぶつかり合い、ボロボロになってクズな世界と真っ正面から取っ組み合う物語。

すべての生きづらい人、社会で大きく失敗した経験のある人へ。

「壊れるほどあなたが好きだった」

発達障害を中心に精神障害を抱える人のための職業訓練施設で出会った、繭子と秀一郎。
ひたむきにひたすらに秀一郎に惹かれる繭子、躊躇いながらもそれに応えていく秀一郎。
やがてすべてを失い、抜け殻になりながら、それでも繭子は愛を求め続ける――

すべてのボロボロな恋、メチャクチャな恋、ダメな恋をしたことのある人へ。

こんな感じでやっていこうかなと思っています。
5月29日(日)の文学フリマ東京が初売り。
6月上旬頃にはBOOTHでも発売、全国からお買い求めいただけます(送料がかかります。また、梱包の関係上、分厚い作品については一度の注文冊数を二冊程度にさせていただく予定です)。
札幌では8月の北の病展でお目見えです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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