いのちノ火 【Everything in the moment】
神様の主張
むかし、むかし…あるところに、優しい光の夜が冷たい雨の朝に切り変わる頃、人の子どもが目を覚ますと、そこには【今】と云う確かなぬくもりがあって
連日、続いた…雷雨がまるで噓のようにその光はそこにいて、あかりとりの窓に照らされているのを一番近い体温の背中からぼんやり眺めていると、体温から聞こえる一つ一つの音で、またすぐそこにある闇に落ちていく。
雨の日が大好きで...
部屋から聞こえる雨の音がいつもまるで音楽みたいな気がして、そんな話を姉したら、眠る事を勧める姉は