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ふりだしに戻る?(日記 7/10〜7/12)

7月10日(水)
先週からの急激な暑さが体にじわじわ堪えているのを感じる。通常は前の日に疲れていても、朝起きれば体も気持ちもスッキリなのに(一日のうちで早朝から10時くらいまでが一番調子がいい)、今朝は起きても気怠い。

それでもレッスンをしていると元気になれるから不思議ですわ。今日のラストは小学6年生の5人グループのレッスン。先日「陰陽」と書かれた勾玉をくれた男子もこのメンバー。ここ参照)。6年生ともなると感覚だけでなくて、楽曲の分析なども頭で理解できるので、より腑におちやすいようである。小さい頃から耳を使って感覚をしっかり鍛えているからこそ、成長すると「だからここのフレーズでグッとくるのか」「だからこの和声の動きになっているのか」などという裏付けにストンとくるのだ。また、このメンバーでもう8年もやっているのでグループ内の自治がうまくいっており、アンサンブルの曲決め、パート決め、グループ内での発表をする時の順番決め、なども単なる多数決だけに頼らずお互いの意向をよく聞き合って決めてくれる。あんたたち、ほんとに偉いね…。今日は5人で「リベルタンゴ」をノリノリで弾いておられました。

当たり前すぎるようなこと言うけど、結局大切なのは「継続」なのだよね。もうそれに尽きる。この子たちもずっと続けてレッスンに来てくれたから今の姿があるわけだが、ここまでには各家庭で親子のバトルもたくさんあったと思う。特に子どもは「親に見てて(聞いてて)ほしいけど口は出してほしくない」ので(笑)、親御さんたちはさぞイライラしつつも忍の一文字でここまで通わせてきてくださったことと思う。

7月11日(木)
先日壊れた母屋の台所のエアコン(ここ参照)、やっと今日新しいものを取り付けに来てくださる。義母にとっては台所はリビングでもあったので(広い間取りでテーブルも大きく、彼女はここで過ごす時間が長い)、義母はこの一週間というもの所在なげな様子であった。かと言ってクーラーのないままそこで過ごされても熱中症になられては困る。その辺りも気が気ではなかった。

エアコンと室外機、それぞれが取り付けられていざ通電、となったものの点かない。電器屋さんが、これは一体…?とあちこちお調べになったら、エアコンの繋がっている配線だけがイカれていたことが原因だった。えっ、えっ、ということはですよ…?エアコンは壊れてなかった…?もう新品も室外機もバッチリ取り付けてある状態で、元の古い方に戻してくれとも言い難く、どちらにしても20年近く経っていていつ壊れてもおかしくないシロモノなのでその新品を使うことに。でもこれさあ、我が家がクレーマー系だったらねじれるところよ?なんだったらちょっとお値段を負けてもらってええんとちゃうかなあ?(すでにねじれそう)義母が昔から懇意にしている電器屋さんだからまあことをややこしくさせないでおくけどね?どうも釈然としないのであった。

結局、義母の骨折もなんともなく、エアコンも(多分)壊れてなく、なんだったんだこの一週間?ふりだしに戻ったぞ?いや、ふりだしではないか、エアコンは新しくなってしまったぞ?まあ義母が骨折してなかったことは良かったんですけども。

7月12日(金)
今日は午前中は会議。リモートではなく対面で。伝達事項や討議せねばならないこと満載で、なんやかんやで14時くらいまでかかった。

以前、どうしても理解し合えない人に魂を削られた話を書いたが(ここ参照)、その人が今度は私の後輩の魂も削ったらしい。話を聞いていたら、以前に喰らったダメージがふつふつと甦ってきてまた腹立たしいやら虚しいやらなんとも言えぬ気持ちになってしまった。「思い出し笑い」ならぬ、「思い出し怒り」。ああもう、こんなことで気分を下げてるのは勿体無い。もっと楽しいことで時間を使わなくちゃ。

とりあえず明日からは3連休だぞ、しかもリハビリ以外に何も予定のない全くフリーの3連休だぞ、時間に余裕があるぞ、と気持ちを上向きに立て直して帰宅したら、夫のほうの親戚のお悔やみでお通夜、葬儀がこの3連休にあるらしい…。亡くなったご老人には大変申し訳ないけれど、ああー、私の連休が…と思ってしまった。私も参列しないといけないかどうかはちょっとまだわからんのだが、どちらにしてもバタバタするわね…。

#日記 #エッセイ #猛暑 #仕事 #義母 #3連休  

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