【エッセイ】おしい
カフェでとなりの席にいた男性たち(2人)の会話が聞こえてきた。聞き耳をたてていたわけではないので、先に断っておく。
以下、その会話より。
「富良野とか美瑛にしようかな。おれ、富良野と美瑛大好きだし」
「まあ、あっちはお前のことどう思ってるか知らないけどね」
「いや、ヒトモクおいてると思うよ。あっちだって」
「ヒトモク? ヒトメ置いてる? お前たいした奴だな。富良野にヒトメ置かれるなんて」
その後、話題は別のことに移ったようだ。
私は一部始終を聞いていた。大丈夫。口を挟まずに聞いていた。しかし心の中では、大きな声で「おしい!!」と叫んでいた。もうひと声、と言えば正解にたどり着けたかもしれない。
もしかして、言葉遊びだったのかな?
そうだとしたら、高度な遊びをしてるじゃないか!
以上、ご報告でした。
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