見出し画像

編集者に学んだ「ADHDこそ長所を伸ばすしかない!!」

こんにちは!!
ADHD当事者で、
うつ病診断も受けている営業マンのあさひです。
日々、どのように生きているかを書き綴っています。

ADHDではなくても、
・ケアレスミスが多いおっちょこちょいさん
・やりたいことが多くて、
 いつも時間がないご多忙さん
・同時にたくさんの役割を掛け持ちできない
 一点集中さん

そんな皆さんには役立てる内容であることを前提に記事を執筆しています。

長所を伸ばすか、短所を補うか。

本記事の趣旨は、
自分の欠点をどうするか以前に、
長所を認識して伸ばそうよ!!
という内容で展開しています。

もちろん、短所をどうにかできれば文句無し。
でも、「それができれば苦労していない!!」
そんな私が書いている記事です。

それでは、本編へいきます。


編集者の仕事は「ダメ出し」ではない

先日、ある動画で
「編集者」という仕事を歴任したの方の講演を拝見しました。

主にマンガ雑誌の編集者を担っていた方です。

みなさん、「編集者の仕事」とは
どんなイメージですか?

私のイメージは、
記者や作者から上がってきた原稿をチェックして
「ココとココがだめ。やり直し!」
って指摘する感じです(笑)

でも、本当はそうじゃないらしいです。

編集者の仕事は「面白いところ探し」

真実は真逆でした。

編集者の仕事は、

  1. その原稿の面白いところを探して

  2. 作者にフィードバックして

  3. そういう場面やネタをもっと増やすよう導くこと

だそうです。

私はこれを聞いて、
育児をはじめ、人材育成と一緒だ!!
とビビッと衝撃を受けました。

ダメ出しをするとこうなる

本質は「いいところを見つけて、伸ばす」。
これです。

自分が作家や記者だったとして、
編集長に原稿を持って行くたびにダメ出しを
されていたらどう思います?

・自分は向いていないのかもしれない…
・自分には才能が無いのかもしれない…
・ほかの職業の方が向いているのかもしれない…
・自分に生きている価値なんてないのかもしれない…

これ、出版関係の仕事ではなくても、
職場であるある場面ですよね?

発達障害であれば、
ADHD→ミスの多さ。
ASD→意思疎通ができず、思いちがいが多発。

などで簡単にダメ出しの場面に
結び付いてしまうことが想像できます。
というか私はそうでした。

まじめな人はここで頑張ります。
現状打開しようと努力します。
でも、乗り越えられないから発達障害なのです。

あるとき、力尽きてうつ病となり、
一歩まちがうと取り返しのつかない状況になります。

ダメ出しは簡単すぎる

ここでご留意いただきたいのは、
ダメ出しが完全悪だとは言ってないことです。

明らかに道徳に反する行動や、
所属組織に損害を被らせるような行為は
注意しなければなりません

ただ、その人に成長をしてほしい場面で、
「面白いところ探し」は出来ていますか?
ということを、立ち止まって考えたい。

・自分自身のことでもいいです。
・後輩や部下への指導はもちろん。
・子育てだって同じ。

意識しないと怒るところばっかり目につきます。

私が未熟だからかもしれませんが(;・∀・)


「いいところ探し」を意識的にしよう

短所を指摘して本人がやる気を出して
変わってくれれば万事OKです。

でも、そうはうまくいかないから
人材育成やコミュニケーションに関する書籍が
店頭にたくさん並んでいるわけです。


だから編集者が
「面白いところ探し」をするように、
我々は「いいところ探し」をしましょう。

どこかホメるところないかなー?
って考えながら周囲を見るのです。

僕は毎晩、子どもにこう聞くようにしています。
「今日、楽しかったことやがんばったことなに?」

聞き方へたくそか(笑)
いい質問方法あったらコメントください(^^;

要は、保育園にいる間のことはわからないから、
ホメてほしいことあったらおしえてくれ!!
っていうことです。

これを家庭や職場で心がけていけば、
「いいところが露出する割合」が増える
→さらにホメる場面が増える

っていう好循環になると思うのです。

いつもほめてくれる人=私をよく見てくれている人

そんな人がたまに指摘する短所があったら、
よく耳を傾けてくれるはず!!

あとはどうなるか本人次第です。

アドラー心理学ではこう書かれています。

馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない

『嫌われる勇気』

最後は本人の人生。
周囲は可能なかぎり、よい環境を用意してあげるくらいしかできない。

自分の長所、押さえてる?

そこで大事になってくるのが自己分析。
短所はすぐにわかる。長所は?。

意外と自分の長所は自分では把握できていない。
だからまわりも一緒。

私は、まわりの人に、
「あなたのいいところはここ!!」
を伝えていきたい。

自分のように、その人だって気づいていない可能性が高い。

それを相互にできるようになったら、
なんて生きやすい世の中になるだろうか。

上述の『嫌われる勇気』では
「世の中の悩みは人間関係の悩みである」
と言い切っています。

「そんなわけあらへんがな」
って私も思いましたが、読んだら腑に落ちました。

ベストセラー書籍です。
読んでいない方は必読です。

いや、読まなくてもいいんですけど、
読んだらラクになります。


今後も、

  • ADHD

  • うつ病

  • その他の発達障害

関係の記事をアップしていきます。

特に、自分の苦手とどう付き合っていくかの対処法をメインに、
具体的な方法やマインドを考えています。

いいね♡
フォロー
コメント
頂けると励みになります!
よろしくお願いいたします!^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?