【記録#4】 Volunteer
今日は夏休みの間に行っていたボランティア活動で学んだことを忘れないように記録していこうと思います。
「何かを学んだ」というよりかは、「こういうことをした」というようなただの仕事やしたことの羅列形式になってしまうとは思いますが、よければ見ていってください。
仕事内容
今回行った仕事を大まかに一言で表すとすれば、「林業」でした。でも実際「林業」と呼べるレベルのことをしたのは1回ほどで(もちろん林業経験もないただの一ボランティアなのでそんなに割り振られなかったのもある)、基本は、林業を行うための前段階として雑草を抜いたり、焼畑をする際のcontrol lineを作ったり、ホースを配置したり。その他にはボランティア先で働いている人が食べるパンを作ったり、redcurrantと呼ばれるベリーを摘んだり、大量にあるお皿洗いをしたり、、本当にさまざまで毎日飽きることなく働くことができました。
仕事のスケジュールとしては、主に朝9時から始まり午後1時まで一旦働いて、午後1時からお昼ご飯、午後2時から1時間ほど働けばその日は基本終了という感じでした。午前の仕事は上で書いた通りのものをランダムに、スタッフの人に割り振られるものを毎日するという感じ。午後にある1時間の仕事は、基本昼ごはん後のお皿洗いか、butter lampと呼ばれる、ボランティアの場所でたまに行われる宗教関連の祭り(?)に使われる道具を洗うか、トイレ掃除のどれかが多かったです。
大体はそんな感じなのですが、業務で一番大変だった林業について少し詳しく書きたいと思います。
林業に関しては、木を切り倒すとかいうよりは、森を焼き払うということがメインで行われている感じでした。なぜ森をわざわざ焼くのかというと、自然に森で火事が起きたときに大ごとになりすぎてしまわないように、というのがメインの理由みたいです。
あらかじめ人為的に決められた範囲だけを焼いておくことで、自然に火事が起きたときに燃え移ってしまう木の量を減らし、森全体が消失、という最悪の事態がないようにするらしいです。色々歴史なども教えてもらったのですが、普通に忘れてしまいました(おい)。
一回森を焼くのには色々用意が必要で、燃えにくそうな草をあらかじめ引き抜いたり、焼く範囲中にある木を守るために適切にトリミングしたり、さっきからメンションしている消化用水のホースを用意したり、それはそれは大変でした。何日もかけて用意をして、いざ森を焼くのをしてみたときは普通に達成感がありました。
宗教
また、今回ボランティアさせてもらったところではチベット宗教を信仰しているところでした。スタッフの人たちは毎日朝と夕方に2回、1時間ずつpujaと呼ばれるお唱え(?)のようなものをしていたり、祭典を行う部屋があったり、、色々宗教色が強い場所でした。
ボランティアの場所には宗教に関連する本もたくさんあり、スタッフだけでなくボランティアの人でも自由に出入りできる素敵な場所でした。
食事
宗教的な場所だからというのもあるのか、食事は基本ベジタリアンの食事でした。ボランティアに行く前は正直ここが私の一番の懸念ポイントだったのですが、全く問題ないというか、むしろ食事が一番の楽しみになっていました。
日本でもベジタリアン食というのは何度か食べたことがあったのですが、なんだか物足りない感があって、正直好き好んで食べようとは思いませんでした。
なのですが、こちらは豆腐と豆の使い方がとても上手で、毎日飽きずに食べることができ、ベジタリアンへの見解が少し変わった気がします。
これ書きながらここでの食事がめっちゃ恋しくて泣きそうです、、本当においしかった、作り方聞いとけばよかった、、
友だち
このボランティアを通して、大切な友だちができました。私が行っていた時期はボランティアの数が少なかったため、ボランティア同士の距離が近く仲良くなりやすかったです。
他のボランティアの人はすごく落ち着いていて、年齢もまあまあ近くはあったので(顔若く見えたから同い年くらいかと思っていたらすでに30歳になっていた人もいて驚きではありましたが)すぐ仲良くなれました。
仕事も被りやすく仕事中に話しても良かったので、仕事をしている中で気軽にお話ししながら仲良くなれました。散歩やゲームに誘ってくれたり、一緒にご飯を食べてくれたり、幸せな時間だったなあ。私がボランティア終わってからもメッセージで連絡してくれていて、本当に素敵なお友だちに出会えて良かったと心から思います。
楽しかったなあ、、😭
と、大体はこんな感じでした。素敵な出会いもあり、なかなかできない体験もでき、挑戦して良かったなあと思う日々でした。
でももちろん楽しいことだけじゃなくて、このボランティアを始めるまでにぶつかった壁が数え切れないほど色々ありました。それもまた更新するつもりです。というかそっちが苦しすぎてそこをメインで書きたいと思っています。ので公開されたときにはそちらもよろしければ読んでくださると嬉しいです。