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タカバーミーバイ(ツチホゼリ)をさばいて食べたよ【毎日note】#38

金曜日、お仕事終わりの夜に、誘っていただいてタマン(ハマフエフキ)狙い「打ち込み釣り」に行ってきました。ちゃんとした?打ち込みは実は初めて。それで誘ってくれた方が、外道だけど「タカバーミーバイ」を釣って、しかも私が頂いちゃいました!

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(青いマダラ模様がとてもきれいなハタ系のお魚。ハタのことを沖縄で「ミーバイ」といいます)

内地では「ぶっこみ釣り」というのかな。大物狙いで、ごつい針とおもりをつけて、くずれにくいエサをつけて、10フィート前後の長くて太い竿をぶん投げる釣りです(笑)

少し残業があって遅れて隣町の漁港にたどり着くと、すでにセッティングが完了したぶっとい竿が3本、どんどんどんっと並んでいました。なんだか城塞(テトラポットだけど)で敵を迎え撃つ武器のよう。竿先にはケミホタルという蛍光イエローのライト、バット部分には鈴をつけて、光が揺れたり音が鳴るのを待ちます。

私が普段するルアー釣りと違って、主に夜、魚がエサに食いつくのを、のんびりお話しながら待つ釣りだ。みんな、朝まで徹夜するのかな。お酒とつまみを持ち込んで、時にはバーベキューしたりしながら、釣りが目的なんだか「ゆんたく」が目的なんだかわからない、そんな楽しい釣りだ。

ルアーは、誰かといても、並んでやることもおしゃべりしながらやることもしづらくて(移動しながら投げまくるから)、案外孤独な釣りなのです。

ちなみに今は、べったりと「想い出の染み」がついたルアーフィッシングはおやすみ中。といっても、ムズムズと、次の土日くらいにはやりたくなってるかもしれないけれど。

結局本命のタマンは釣れなかったけど、昼でも夜でも海岸や漁港でよく見かける打ち込みにちゃんと参加できて(途中寝たけど)よかった!

私は何もしてないのに頂いたタカバーミーバイ、調理して食べたのでご紹介。

ちなみにタカバーミーバイ(和名:ツチホゼリ)は、ちょっとレアなお魚。内地で釣れるとすんごい脂がのるそう。今回釣れたタカバーミーバイは、血抜きの時バッカンに脂は浮いたけど、さばいてみると脂っけはほとんどなかった。

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エサ丸のみだった。お腹を開くと、大きな口の中を通り抜けて、胃の中までエサと針が入り、針が胃袋に突き刺さっていた。これ、人間だったらどれだけツラいだろう。胃カメラが巨大なぶっとい針に代わっている感じ?胃カメラ呑んだことないけど。

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ハタの身はくずれやすい、ということを加味してもへたくそ~。腹骨をとるのが本当に苦手。しかも今回、血合い骨を取ったつもりが取った部分に骨がなく、あとから骨抜きで抜くことに…

この腹骨と血合い骨の除去がへたなばっかりに腹側の身はとても少なくなりましたが、お刺身で頂きました。脂はないけど、甘くておいしい白身だった!ちなみに皮引きはしやすかった。

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アラと、背側の身の半分は、煮つけに。

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背側のもう片側の身は、バターと醬油と胡椒でソテーに。

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お刺身が好きで、いつも生で食べてしまうのだけど、今回はいろんな調理をしてみました。煮つけは、頭のほほ肉や、カマの肉がとてもおいしくて、お酒片手に立ったまま食べました(笑)

ソテーは、短時間で火を通し過ぎずに焼くと、プリプリでやわらかくておいしかった!水っぽさや臭みは生でも火を通してもまったくなく、本当に上品なお味のお魚。これで脂までのってしまったらどれだけおいしいのでしょう。

これからも、釣った、またはさばいたお魚、記録としてたくさん残していけたらいいな。



*2021/10/15にKindle出版予定です~♪


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