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Arc column vol.38【コンクリフトがチームを活性化させる】

Arc column vol.38
【コンクリフトがチームを活性化させる】2023/10/22(日)

いきなりですが、皆さんはチームや組織の中でコンクリフトの経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

今日はこのコンクリフトがどのようにチームや組織の活性化に繋がるのか、また、個人の成長に繋がるのかについてご紹介していこうと思います。

まず始めに、コンクリフトというのはどういう意味かについてご説明しましょう。
コンクリフトとは、対立や衝突を意味し、異なる意見や価値観、考え方の違いからぶつかり合ったりする状況のことを指します。

チームや組織というのは様々な意見や価値感、考え方を持った人たちで構成されています。
育ってきた環境や、バックグランドが違うメンバーが集まるチームや組織、意見がぶつかり合ったり、考え方が対立するのは当然のことです。

しかし、お互いの意見がぶつかり合い、対立することは決して悪いことではありません。
むしろチームや組織の活性化、個人の成長のためには欠かせないのではないかと私は考えています。

では、コンクリフトが生じることでチームや組織はどのように活性化するのでしょうか。
6つほど紹介しますね!

①競争と創造性の創出
コンクリフトは異なるアイデアや意見、価値観の違いから衝突を起こします。 コンクリフトが生じたことによってお互いの意見と価値観がぶつかりることで新しいアイデアや戦略は生まれる可能性に繋がります。 組織内の競争的な要素が、イノベーションと創造性に繋がっていくのです。

②問題解決
コンフリクトが生じた際に適切な方法で解決に導くことは問題解決能力高めることができます。
組織はあらゆる視点からのフィードバックを受け取り、改善点を特定することで、より効果的なソリューションを見つけることができます。

1つの視点からではなく、多角度からフィードバックをすることで、解決に向かう様々な方法を見出すことができると思います。

③意思決定の質の向上
コンフリクトにより、重要な意思決定において異なる意見や視点、アイディアが考慮されることで、より総合的かつバランスの取れた結論に向かうことができます。

④チーム協力の向上
コンフリクトに対してチームや組織で考え、より良い方向に向かうために話すことで、メンバー同士の信頼関係が強化されます。

それによりコミュニケーションが改善され、チームの協力と協調が促進されます。
同じ問題や、同じ想いを共有し、解決に導くことができたならば強固な信頼関係になっていくことは皆さんも想像できると思います。

⑤リーダーシップの発展
組織内でコンフリクトを解決に導くリーダーは、問題解決能力とぶつかり合う意見や価値観を適切に処理するスキルを磨く機会を得ることができます。 これはリーダーシップの成長に繋がり、
1人1人の成長をさせることができると私は信じています。

⑥チームの適応性
コンフリクトを経験することで、チームは変化に対する適応力を高め、将来の課題に対処できるようになります。

チームは生き物です。メンバーの入れ替わりがあることで、様々な意見、考え方、アイディアが存在します。メンバーの人数が多いチームや入れ替わりが激しいチームほど、コンクリフトが生じる可能性は高くなります。コンクリフトに対応する機会が多いほど、チームや個人も含めて変化に適応できる力が身につくはずです。

このようにコンクリフトは上手にかつ適切に扱い、処理することでチーム内が活性化し、新たな創造性を見出してくれます!

対立や衝突を嫌がり、思ってることを言えないという経験をしてる人は少なくないと思います。
これはチームや組織の環境にも課題はあると思います。
お互いが本気で想いをぶつけられる環境づくりは必須です。

どんな立場の人でも意見や考えをお互いに本気でぶつけ合うことで、新たな価値やアイディアが生まれ、更なる成長と進化に繋がっていくことでしょう。

皆さんもチームや組織内でコンクリフトが起きた場合はチームが活性化するタイミング、成長する機会だと思って取り組んでみてください!!

そしてWIN-LOSEのゴールではなく、
WIN-WINのゴールに持っていけるように深く議論を交わしてほしいと思います!!

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佐藤 旭
 

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