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Arc column vol.39【リーダーは未来を見せる】

Arc column vol.39【リーダーは未来を見せる】2023/10/29(日)

先日、新たに共感できる言葉に出会いました。
それはリーダーに必要なのは「未来やビジョンを語る」、つまり今は見えていない未来を見せるということです。

この言葉の問いはもともと『リーダーとはどうあるべきか?』という問いに対しての答えです。

『リーダーとはどうあるべきか?」と聞かれたら皆さんはどのように答えますでしょうか。

1人1人に寄り添う、傾聴力が優れている、みんなのお手本であるなど、このようなことが真っ先に出てくることが多いのではないでしょうか。

私もコミュニケーション能力が優れている、声の掛け方やモチベーションの上げ方に優れているなど、 これまでこのコラムを通じてお伝えしてきたようなことが求められると思いました。

しかし、この先自分が思い描きたい未来でどんなリーダーになっていきたいのかと考えた時に
『未来を語れる』ことは非常に重要になるのではないかと感じました。

なぜ、未来やビジョンを語れることがリーダーにとって重要なのでしょうか。

①今は現実でない未来を見せる
未来を語れるということは今は見ることのできない世界をイメージさせることができるからです。
この人についていったらこんな素晴らしい未来が待っているという期待感、高揚感を感じさせてあげることができると思います。

現状というのは誰にでも見えていること、つまり誰にでも話すことができます。

しかし、多くの人は現実で見えていること、今起きていることのマイナス面や悪いところを指摘することの方が圧倒的に多いように感じます。

これではこれからの未来にワクワク感をもたらすことができるかと言われると、難しいのではないかと感じます。

②ワクワクさせる
ワクワクするという感情を芽生えさせることは自ら行動をすることを促すには非常に大切なことです。

ワクワクさせることができたら人は自ら行動するようになります。
主体性や自ら動くことが1つの課題でもある今、「自分から動けよ」と言ってもなかなか響きません。

しかし、これから起きるであろうことに対してワクワクさせることができたならば、そんな言葉を掛けずとも自発的に行動するようになると思うのです。

強制的に動かすのではなく、自ら行動を起こすためにみんなが持っているワクワクするというエンジンに少し刺激を与えてあげる。

ワクワクするという感情はこの刺激を与えることがきっかけで起きる感情なのではないでしょうか。

未来やビジョンをイメージさせることがその人自身の行動を促すきっかけを作れることは間違いないと私は思います。それだけの力をビジョン、未来を見せることには秘めているということです。

経営者、上司、監督などチームや組織を率いる様々なポジションの人達がいます。
これから先の壮大なビジョン、ワクワクできるような未来をみせてくれる人がこのような役職に就いているチームや組織は必ず活性化していくと思います。

真のリーダーというのは今後の未来やビジョンを本気で持っていて、それを本気で語れる人間であり、ワクワクさせることができる人材だと私は思います。

しかし、ただビジョンや未来を理想で語っていても伝わりません。
ワクワクする未来やビジョン、今は見えてない世界をイメージできるように伝えるには、より鮮明なイメージを伝える必要があります。

それには、現状を見極めること、学び続けることは必要不可欠であり、何よりリーダーの実現させるという本気度が必要です。

本気度とは言葉の強さ、常に学び続けている姿勢、情報収集を怠らない、ビジョンや未来を語る上での道筋など。この本気度が強ければ強いほど、その魅力に惹かれ、人は集まってくるのだと私は思います。

応援したいと思える人材はこの本気度と思い描く道筋が一致している人だと思います。

私は、選手や共に戦うメンバーがとにかく『ワクワク』できるような未来やビジョンを思い描けるように本気で語れるようなリーダーになります。

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佐藤 旭

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