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カフェでの「作業」
noteに良いことを書こうと思い始めると途端に書く気が起きなくなる。
ここではポジティブなことを書かなければという勝手な呪縛のせいで筆が伸びない。
カフェに行ったら作業をしなきゃというのも勝手に自分を縛りつけているルールだ。
ぼーっとコーヒーを飲むことができない、じっと座っていると色々と嫌なことを考えてしまう、という理由から作業が必須なのだ。
私にとっては読書もゲームも手芸もなにもかも「作業」であって、娯楽ではない。
嫌なことを打ち消すためにやっているから作業感が増しているのだろう。
本当はぼーっとコーヒーを飲みたい。
座ってぼんやりと過ごしたい。
でもそれは難しい。
家で暇な時、気分転換に近場のカフェに行こうかな、と考える。
しかしそうなると作業をしなきゃいけない。
作業なんてこれっぽっちもしたくないのに。
何もしたくないから暇なのに、カフェに行ったら作業しなきゃいけないなんて。
貧乏性だから、コーヒーをぐいっと飲んですぐ帰るということもできない。
そもそも私はそんなにコーヒーが好きではない。
作業の傍らにコーヒーを置いているだけだ。
コーヒーを飲むためだけにカフェに行くくらいならもう行かなくていいや、と思う。
面倒臭い。
とても面倒臭い、自分が。
じゃあどうしたらいいんだ。
わからない。
夢中になれるようなこと、やってみたいと思うことなんてない。
毎日ただ時間を潰すことを考えている。
頭が、脳が、まともだったらいいのに。
何をやっても続かない、集中できない。
本当は何もやりたくない。
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