夜のドトール

なんだか今日はいけるような気がして、夜に外に出た。
いつもは夕方以降臥せってしまい、寝るまでうーうー唸っている。
それなのに、なぜだか今日は元気。
いや、元気というよりは、いつものように夜が過ぎていくのがもったいなく感じた。
そう感じられるということは、やっぱり元気なのかもしれない。

それで、いくつかの候補と迷った末いつものドトールに来ている。
外気温は30度だった。
30度？涼しいから歩いていける！と感覚麻痺しながら。
実際、風が少し強くて涼しく感じたのでラッキーだった。
道中には大量のセミが木に張り付いていると思われるスポットがある。
セミを狙ってか、木の近くの電線には鳥の大群がとまっていた。
フンを落とされたら怖いなと思いながら早足で通り過ぎた。

いつものドトール。
いつも行く午前中とは違い、若い人が多い。
とは言っても店内はほどほどに空いている。
午前中は老人が多い。
来る時間によって色々な年代の人のコーヒー時間を垣間見れるなあ。

このあとは会社帰りの夫と待ち合わせて、ドトールの近くにある回転寿司屋に行く予定だ。
家でキーマカレーを食べてきてしまったから、軽く一皿だけ食べようと思う。
そうじゃなくても私は海鮮系が苦手だから、回転寿司ではあまり食べない。
これを私は「回転寿司ダイエット」と呼んでいる。
これほどメニューに惹かれないお店も珍しい(回転寿司屋は悪くない)。

夫が来るのをのんびり待つ時間。
特に焦りとかはなく、気持ちが凪いでいる。
いつまた嵐になるかわからないけれど、今は今、と思いたい。