リスニングで結構聞けててもディクテーションは意外と間違える
うちの発音矯正コースの受講生さんには、レッスン中に「ディクテーション」をやっていただくことがあります。
米国在住歴が長い方や、MBA留学中の方などもいらっしゃるので、「リスニングはそれほど困ってません」という方も多いです。
しかし!
そうはいっても、ディクテーションをやっていただくと、意外と細かいところは聞き取れていなかったりします。
さらに、長い文章とかだと覚えておけなくなるので、言い回しが微妙に違うということもしばしば発生します。
リスニングで聞けているというのは、「背景情報をある程度知っているから」ということはないでしょうか?
つまり、実は、目の前の会話は聞き取れてない部分が多かったとしても、知っている情報から「推測」して補っている部分が多いのかもしれません。
だから、まっさらな状態でディクテーションをして頂くと、文字で見たら簡単な言葉が、ネイティブの速くて繋がる読み方で読まれると、なんだかよくわからない部分がポロポロ出てきたりするものです。
最近ディクテーションしていただいた方々だと、「enjoy it」が「join」に聞こえた!という声を連続して聞いたりしてます。
ディクテーションは、そういう自分の「素」のリスニング力を測定するには最適な方法です。
よかったら、ぜひあなたもたまにはディクテーションやってみてくださいね!
ちなみにネイティブが手加減なしのスピードで被せながら話す感じで一番日常会話に近い感じで好きなのがこちらのリスニング教材です。
ディクテーションのやりやすい1分くらいの音源も多いです。
ちなみにeasy, intermediate, difficultがありますが、日本人にはeasyでもdifficultでも難易度は大差ないはずです笑
なぜなら、difficultは多少語彙レベルが難しくなり長くなるだけで、日本人の苦手な「ネイティブ発音」に関しては、easyから手加減ないからです!
良かったら見てみてくださいね。
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