学生が新聞を読むのなら・・・レポートに役立つ新聞は?

こんばんは。今日もお疲れさまです。

学生が新聞を読む。もう今の時代だと絶滅危惧種かもしれません。新聞社も学生向けの料金プランを打ち出したりしていますが、どれだけの人が読んでいるのか。

私も複数紙購読していますが、紙に目を通さない日もあります。もったいない・・・と思われるかもしれませんが、新聞紙は役に立ちます。レジ袋が有料化されてしまったいまとなってはゴミ捨てには重要な手段。あっという間になくなります。

それでも一紙、4,000円はしてしまいます。固定費も2万円近くかかっています。そうして購読している私が、学生が新聞を読むという視点でどこの新聞を購読するのがいいのか、書いてみます。

一番は日経電子版、と書きたいところなのですが、レポート関連ではお勧めできません。何しろ過去検索の範囲が、朝夕刊は3か月しかないからです。日経電子版オリジナル紙面は2010年3月23日の創刊からの内容が対象ですが、あまりにも差があります。たぶん、レポート作成となると探したい記事が見つからず、イライラすることでしょう。

続いては読売オンラインと朝日新聞デジタル。朝夕刊の検索期間は1年間。レポートで最近のことだけ取り上げるなら十分な量ですが、それ以前のは見られません。読売はヨミダス文書館で個人向けにも手軽な有料記事検索を売り込んでいますが、1記事の単価はそれなりの値段がします。なかなか使えません。

それではレポートに使う新聞はどこが良いのか。

これは検索期間だけなら、毎日新聞デジタルか東京新聞電子版が良いでしょう。どちらも検索日から過去5年間の朝夕刊が検索ができます。ただし東京新聞は紙の新聞を購読していても、電子版は別契約でもう一紙取るだけの料金が発生してしまいます。そう考えれば、価格だけなら毎日新聞デジタルが紙面料金にプラスして500円(税別)の追加料金で利用できます。

ということで、一番のおすすめは毎日新聞デジタルです。

ここで産経を取り上げていませんが、以前、産経Web-Sという素晴らしいサービスがありました。これは過去記事の検索範囲は平成の時代をすべてカバーし月額2,000円(税別)で提供されていたのですが、現在は廃止。

こんな素晴らしいサービスを廃止して、産経電子版になぜ統合したのか・・・。産経Web-Sの復活、もしくは産経電子版に産経Web-Sのサービスを取り入れることを強く希望します。

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