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SDGsが自分ごとになるまで⑧ - 試しながらでいいじゃないか、完璧じゃなくていい。

環境問題のために何かしたい。

でも、何をしたらいいのかがわからなかった。

そんなことを考えながら、
ネットサーフィンをしていた。

情報は溢れている。
でも、断片的な情報ばかりだ。
なんだかしっくりこない。

私にはもっと基礎的な、
土台となる情報が必要だった。

そんなある日、ふらっと本屋さんへ立ち寄った。
「SDGs特集」というコーナーが設けられていた。

未知の世界が広がっていた。
きっと昔の私であれば立ち止まりもしなかったかもしれない。
でも今は違う。
心のワクワクが止まらない、
ドキドキがたまらない。

「私はどうすればいいのか、何ができるのか。」

ただ、それが知りたい。
答えがここに、あるかもしれない。

30分ほどウロウロした。

最終的に一冊の本を手に取った。

「サステイナブルに暮らしたい―地球とつながる自由な生き方」
著者:服部雄一郎、服部麻子

本を開くと、
緑いっぱいの風景の写真、
とてもシンプルでそのままの服部ご夫婦の生き方が記載されていた。

どうしてもこの本が欲しい。
生き方のヒントが、絶対にたくさん書いてある!

そう思い、購入した。

この本は、1日で読み終えた。
そしてたくさんのヒント、生き方を学んだ。

この本は私の価値観を大きく変えてくれた。

もっと自由に生きていい。
凝り固まった価値観で生きる必要はない。
もっと、ゆっくり、
自分と向き合いながら、
自然と向き合いながら、
自分の歩幅で歩けばいい。

試しながらでいいじゃないか、完璧じゃなくていい。

そう解釈をした。
ワクワクしていた環境対策。

でも心のどこかでずっしり重く乗りかかっていた
真実を知ったという「重み」があった。
このなんとも言えない
「行動できていない自分」に対する罪悪感。そして焦り。
それがすーっと消えていった。

この本から
サステナブルな生活手段をたくさん学んだ。

少しずつでいい、
この本から学び、ゆっくり「私の」できることをやろう。
完璧じゃなくて大丈夫。

服部さん、
本当にありがとう。


私は今まで本を読まずに生きてきた。
読んだってつまらない、そう思っていた。

でもこの本に出会ってから、
本は自分を成長させてくれるということに気づいた。

ネットでは出会えない出会いがあった。
学びがあった。

大人になってから一度も行かなかった図書館。
この出会いから、私は毎週のように図書館に通うようになった。

知るってなんて楽しいんだ!
学ぶって楽しい。
実践するって楽しい。

もっと学んで、もっと成長して、
私というたった一人の人間が、
できることを増やしていきたい。

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