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【本から学ぶ】かくれ繊細さん【16-1】

今日はこちらの本から。

HSPに関する本は多く読んできましたが、今回はHSPの中でもHSS型HSPについての本です。本書では「かくれ繊細さん」と表現されています。

「かくれ繊細さん」とは、この「HSP」の中でも、共感能力が高く繊細で傷つきやすい側面(HSP)を、外向性、積極性、好奇心旺盛さという別の側面(High Sensation Seeking)によって表面化しないようにカバーしている人たちです。

時田ひさ子『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』,あさ出版,2022,P4

私は以前読んだ本で自分はこの「HSS型HSP」に該当するのではないかと思っていました。ただ、前回の本では「大勢の中にいると安心する」という特徴を紹介されていたので、その面はあまり該当しないなと思っていました。

しかし本書を読み進めて下記の「かくれ繊細さんの特徴」に自分を当てはめてみた結果、自分は「HSS型HSP」だと確信しました。日頃からぼんやり思っていた悩みがバッチリ書いてあったのです。

かくれ繊細さんの特徴
・まわりの期待に応えたい
・誰かに喜んでもらえるなら、自分の気持ちは抑え込む
・9の長所より1の短所にクヨクヨしやすい
・現状に満足してはいけない、と自分を否定し、はっぱをかける
・自己卑下し、不安を感じやすい
・疲れやすく、まわりにペースを合わせ続けられない
・疲れても踏ん張ってしまう
・時々猛烈に休みたくなる
・中途半端な人を見るとイライラする
・猛烈に自信のある分野がある
・本当の自分と、まわりからの自分の印象にギャップがある(そんな自分は変なんじゃないかと思っている)

時田ひさ子『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』,あさ出版,2022,P5

ほとんど当てはまっており、特に「現状に満足できない」「まわりからの印象と本当の自分が乖離している」という点は大いに共感しました。私も今の自分の状況がこのままではダメだと感じており、まだ頑張らねばと日々思っています。また、周りからは「しっかりしている」「面倒見が良い」と言って貰うことがありますが、自分では全然しっかりしてないし(なんなら言ってくれた人の方が断然しっかりしてる)、自分のことで精一杯で人の面倒をみている自覚はありません。まわりからの印象を受けて「私はそんなに立派な人じゃないよ」と落ち込むことが多いです。

本書ではかくれ繊細さん(HSS型HSP)がやりたいことをみつける方法やワークなどが載っていて大変興味深いです。じっくり取り組んでみようと思います。

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