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【本から学ぶ】HSPの幼少期の過ごし方【7-2】

HSP気質は生まれた時からもっているその人の個性ですが、生きていく中での環境がHSP気質に影響を及ぼすことがあるようです。

もともと敏感に生まれた子どもが、幼いころに安心できない環境(虐待を受けたり、過保護、過干渉にさらされたりするなど)で育てられると、生き抜くために周囲の情報を敏感に察知しようとします。そして、その敏感さに磨きをかけるわけです。

苑田純子『敏感すぎて困っている自分の対処法』,きこ書房,2015,P36

幼い頃は両親や祖母と暮らしていました。虐待は無かったですが、過干渉な部分はかなりあった家庭だと思います。門限は早いし、子どもの意見は基本的に反対されました。祖母は私が反抗的な時は私の私物を隠すなどしていました。また、褒められるハードルが高かった記憶があります。テストは100点以外は叱られていました。母は割とギャンギャン怒るタイプなので、母を怒らせないようにするのが大変でした。兄弟の事もあり、常に大人の機嫌は伺っていたと思います。

本書によると過保護や過干渉の親の元で育った子どもは他人との境界線が薄く、脆いそうです。まさに私だなぁとうなずきながら読みました。

すべてを両親や祖母のせいにするわけではありませんが、本来のHSP気質に子どもの頃から磨きをかけていたというのは、心当たりがありすぎました。今も両親との距離の取り方については試行錯誤中です。HSPの私が、今までの生きづらい状態を打開して自分らしく生きるためには、両親は大きな課題だなと改めて思いました。

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