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【本から学ぶ】「いい」も「悪い」も存在しない【1-1】

時間がたっぷりあるので読書を始めました。以前から人生でつまづくと書店で本を買う癖があるのですが、買って満足してしまい未読の書籍が積まれているので、この機会にじっくり読んでみようと思います。

ただ読むだけでは忘れてしまい身にならないと思うので、HSPの特性を存分に使って気になる言葉から自分の考えや実生活で活用した体験など書けたらよいなと思っています。

記念すべき第1冊目は有川真由美さんの『「気にしない」女はすべてうまくいく』です。この本は職場の人間関係で悩んだ時に書店で見つけ、タイトルに惹かれて購入しました。

この本では他人の言動や他人の目、自分のコンプレックスが気になったときの対処法が多数載っており、心の持ちようを考えるときにとても参考になります。
本を読んで心に残ったのは

「いい・悪い」というのは、その人の世界でつくり上げられた”妄想”であり、好き勝手に”ジャッジ(判断)”していることです。
有川真由美『「気にしない女」はすべてうまくいく』,秀和システム,2020,P32

という一文です。
昔から白黒はっきりしていることが好きで、勉強等も正解がはっきりしている算数や数学が好きでした。正解することで「自分は正しい、間違えていないんだ」と安心していました。学生時代は正解・不正解の世界だったのでよかったのですが、社会に出て会社に勤めるようになってからはうまくいかないことが多くなりました。自分が考える「正しい」が通用しないのです。私が「それはよくない」と思うことも、偉い人が言うから許されたり、要領のいい人がためらなく行ったり・・・口には出しませんでしたが、ずっと心の中で「理不尽だな」と思っていました。

しかしこの一文を読んで、結局良し悪しの判断をしているのは他でもなく自分で、勝手に自分の中の「常識」で人にイライラしたり、理不尽に感じているだけだと知りました。下手に白黒つけようとせず、自分の常識で物事を判断せず、グレーでもOK!という思考を身につけていきたいです。

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