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【本から学ぶ】アホと戦わない【19-1】

今回はいつもと趣向を変えて、少しインパクトのある題名のこちらの本を読んでいきます。

なぜこの本を選んだかというと、以前から人間関係でイライラすることが多かったからです。最近も本書でいう「アホ」な人と関わる時があり、本当に腹の虫が治まらないことがありました。

本書で挙げられている「アホ」は以下のような人です。

・むやみやたらと足を引っ張る人
・自分の発言にいちゃもんを付けてくる人
・明らかな敵意を見せつけて協力的な態度を取らない人
・正誤に関係なく権力を振りかざして潰そうとしてくる人

この本では「限られた資源を無駄遣いしない」ことを目標に、戦わずにいかにアホに対処するかが書かれています。

実はこの本、5年ほど前に購入した覚えがあります。しかし、内容にはあまり覚えがなく、最後まで呼んだ記憶がありませんでした。読み進めている内にその理由が分かりました。書かれている言葉が私にとって多少強めな言葉選びなことと、書いてあることが自分の痛い部分を突いていて耳が痛いのでしんどくなって途中で読まなくなったことが理由だと思います。今回も読みながら心を消耗してるな~と感じることがあったので少しずつ読み進めたいと思います。

今回まず気になったのがこの文章です。

戦うべき相手は人間関係で「くよくよ悩む自分」「腹を立てる自分」だと思ってほしい。そして、神経をすり減らさないための第一ポイントは、自分にもっと関心をもつことだ。

田村耕太郎『頭に来てもアホとは戦うな!』,朝日新聞出版,2014,P5-6

アホになんか時間を使わないで、自分が何をしたいのか、その為に何をやらないといけないのかを考えることに専念すべきだとのことです。

趣向を変えた本を読んだつもりでしたが、着地点がHSP(HSS型HSP)の自分が現在目指している方針である「他人軸でななく自分軸で、自分のやりたいことをやる」に近くて驚きました。それだけ「自分軸で生きること」が大切なんだと再認識しました。

他人を変えることはとても困難なことです。アホに振り回されて神経をすり減らしているのは「他人軸」で行動してしまっている証拠だと思います。今から抜け出して、自分にもっと関心を持ち、焦点をあてていきたいです。

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