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【本から学ぶ】意識の解離【7-3】

敏感な人に過度なストレスがかかると、意識の「解離」というものが起こるそうです。

親や周囲から理解や支えを得られないHSPの子どもの場合、感情や感覚を感じないようにし、本や空想の世界に逃げ、知的に早熟になることで、問題がないようなふりをして自分を支えようとして意識の解離を起こすこともあります。

苑田純子『敏感すぎて困っている自分の対処法』,きこ書房,2015,P20

前回の記事にも書きましたが、子どもの頃は比較的厳しく過干渉ぎみの家庭で育ちました。一方で、手のかかる兄弟がいるため、自分が親の手間にならないように自分で遊んだりすることは多かったです。本も昔から好きで、よく空想の世界を広げていました。

本書に書かれている「意識だけ空を飛ぶ体験」とか「不思議な存在に出会うスピリチュア体験」までは経験したことがありませんが、過剰に怒られている時に意識が飛ぶことは経験したことがあります。意識が飛んでいて話が頭に入っていないので、さらに怒られることになってしまいます。本書によるとこの時左脳はお休みをしていて、自分の辛い状況を脳に伝えないようにしているそうです。

ということは私も無意識に意識の解離をしてきたのかな?と思います。意識が飛ぶときは、ただ頭が真っ白になってフリーズしているだけで、メンタル弱いな~と思っていましたが、自分を守るための防衛本能だったのですね。

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