コグトレ
身の回りの情報を
・キャッチする能力
・考え、判断する能力
= 認知能力
認知能力
すなわち、
五感
・目 で 見る
・耳 を 聞く
・鼻 で 嗅ぐ
・舌 で 味わう
・肌 で 感じる
の力は、
親子の会話、食事や遊び、自然体験…
日常生活 + 大人のちょっとした意識づけ で
自然に鍛えられる能力ではあります。
ただ、その
認知能力に弱さが見られると、
見たり聞いたりする力が弱いと、
日常生活、人間関係… において
支障をきたす場面が目立つようになります。
そこで
紙と鉛筆を用いて
認知能力を高める教材が存在します。
それが、
コグトレ
です。
コグトレとは、
ベストセラー
『ケーキの切れない非行少年たち』の著者
宮口 幸治 氏 考案の
認知機能に含まれる
5つの要素(記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断)に対応する、
「覚える」「数える」「写す」「見つける」「想像する」力を
伸ばすための、紙と鉛筆を使ってできるトレーニングのこと。
例えば、
小学校の授業中
先生からこのような指示があったとします。
先生
「今から黒板に算数の問題を5問書きます。
問題をノートに写してから解いてください。
ただし1,2問目が解けたら一度先生に見せにきてください。
両方の問題に正解したら3,4,5問目に進んでください。」
実は
この指示を受けて から
問題を解く までの間、
細かく見てみると
子どもたちは
これだけのハードルを乗り越える必要があります。
・先生の指示をもれなく聞き取る。
・先生の話を理解する。
・理解した上で、今からやるべきことを判断する。
・黒板に先生が書き始めた字を見る。
・黒板の文字を一時的に覚える。
・覚えつつノートに視線を移す。
・手を動かし、真っすぐな線、曲がった線を
組み合わせて文字をノートに書き写す。
これらの課題を
すべてクリアしてようやく
問題を解く という段階に進むことができるのです。
認知能力、
見たり聞いたりする力に弱さが見られると、
いわゆる
学校で習うお勉強
以前の段階で躓いている可能性が高いのです。
学校の勉強以前のつまずき
そんなつまずきを
少しでも解消するために
当スクールでは毎日、
読み書き算数のはじめ5~10分間で
コグトレを実施しております。
点つなぎでは、
よく見て書き写せているでしょうか?
真っすぐ線が引けているでしょうか?
☆の数は、
正しく数えられているでしょうか?
重なったり、回転した図形では、
正しい図形を選べているでしょうか?
毎日コツコツ取り組んでくれている子は、
見違えるほど点つなぎが上達している子もいます。
着実に成果が表れています。
毎日持ち帰ってくるプリントで
お子様が
できるようになったところを
ぜひ見つけてあげてください。