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ダイレクトリクルーティングの数値分析について(Wantedly分析用スプレ付き)

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前回の記事ではエンジニア採用における選考についてまとめさせていただきました。しかし、大半の会社さんが、いやいやそもそも会えないし。と思われているケースもあるかと思いますので、今回はダイレクトリクルーティングを使い倒す数値分析についてまとめてみます。最後に使い倒せるスプレッドシートを添付しておきます!

採用活動における数値分析とは

そもそも採用活動に数値分析は必要なのか?と言った疑問もあるかと思いますが、ダイレクトリクルーティングをやる上では必須と考えた方が良いでしょう。

採用活動のKPI(重要指標)で見るべきポイントはそんなに多くなくて、大きく2つに分けて見ています。

●母集団形成
ダイレクトリクルーティング、エージェント紹介、直接応募、媒体エントリーなどの、流入経路毎の実数把握

●次ステップへの転換率(合格率、辞退率、承諾率など)
カジュアル面談→1次選考→2次選考→最終選考→内定承諾などのステップ毎にどれ位の人員が残るかの率

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※上に書いているのがステップ毎の転換率

この図でいくと、1人の内定を得るのに10人の母集団が必要となります。
これらのKPI設定をしなければ、どれ位の費用を掛けて、何人と会えて、そこから何人採れそうかなどが決められず、適切な目標を設定できないです。

Wantedlyにおける数値分析について

やっと本題です。Wantedlyの数値分析についてまとめてみます。

見るべき指標はスカウト送信数、開封数、スカウト返信数、開封率、スカウト返信率です。
具体的な数値で見ると、必要母集団が20人でスカウト返信率が10%の場合、スカウト送信数は200になります。

●スカウト送信数
・スカウトを送る数
・あまりに多くなりすぎると、リスト不足になる
●開封数
・スカウト送信した人の中で、開封した人数
●開封率(=開封数/スカウト送信数)
・開封した割合で、70%以上を目標にセット
・この数値が低い場合は、動いていない人にスカウトを無駄打ちしている
●スカウト返信率(=スカウト返信数/スカウト送信数)
・スカウトに対して返信があった割合で、10%以上を目標にセット
 ・中には興味が無い等の返信をいただく事もあります

元データの出し方

Wantedly送信済み2csv

Wantedlyのスカウト→左下の送信済み→csvファイルの作成→csvファイルの出力からデータを出すことが可能です。

数値分析するためのシート

1:こちらのシートに入る(※2022/4/28に少し修正を入れました)
2:Sheet1にcsvデータをコピペする
3:黄色の列に入っている数式をcsvデータと同じ列まで伸ばす
4:職種タイトルというシートにWantedlyの求人タイトルと職種名を入れる
5:数値というシートの職種命名した職種名という所に4で入れた職種名を入れる

あとは自動で数値が出てくると思います。2020年10月で作っていますが、
数値を伸ばしたり、コピペして複数職種に分けたりなどは自在です。
1で共有しているシートは自身のPCにコピペいただきご利用ください!

まとめ

数値分析というとおこがましいレベルですが、ダイレクトリクルーティングにおいて数値を把握する事は必須です。
それをどの様に使うかは各社の経営者や人事の腕の見せ所かなと思います。
ニーズが有れば、ビズリーチ版も簡単なものであればアップできるので、コメントください!また、使い方は分かったけど工数が無いであったり、どう対策を打てば良いか分からないなどありましたら、下記HPからのご連絡をお待ちしております。

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