「この人、何言ってんだよ?マジですか?」って本気でツッコミを入れた出会いを振り返る

【パラダイムの魔力】を数年ぶりに読み直しました。
当時は気づかなかったのですが、度々登場している、内田和成さんが序文を書いていたり、改めてめちゃ学びがありました。

人は【パラダイム】に縛られて生きている。
そのルールの中で生きている。
自分のパラダイムに合わないものは見ることが出来ない。
自分のパラダイムに合わないものは自分のフィルターを通過しにくいからだ。
一方で、別のパラダイムで生きている人は、自分が見えていないことがはっきりと見えていることもある。
怖いのは、互いにそれはいつもやっていること、無意識にやっていることばかりだから。知覚するのが非常に難しいこと。(書籍の中では「パラダイム効果」と言われていました)
だけれども、そのパラダイムが変わってしまった時(=パラダイムシフトがが起こった時)、自分が前提としているいたことがひっくり返ってしまった時が大変。ゲームチェンジが起こってしまう。ではどうしたよいのか?
などなど
やっぱり今読んでも新鮮ですし、刺さりました。

この本を読んでいて、自分の人生におけるパラダイムシフトって何があったんだろう?と考えてみました。
パッと浮かんだのは、高校生3年の4月のカイロプラクターTさんとの出会いです。というか、彼に初めて会った時に言われた一言です。

高校まで10年ほどサッカーをやっていたのですが、この頃、当時から抱えていた腰痛が悪化をしてサッカーが出来なくなってしまいました。
腰が痛くて、仰向けで両足を上げることが出来ませんでした。
「これはヘルニアの一歩手前ですね。でも治せますよ」
と言ってくれたのは、それ以来18年間僕の体を治療してくれている彼です。

当時、そこまで悪化するほど何もメンテナンスをしていなかったのか?
と言われるとそうではありません。むしろ、丁寧にやっていた方だと思います。
時間があれば地元の接骨院に通っていました。小学校6年生~高校3年生になるまで、平均週3回は通っていたのではないでしょうか。
そこでの治療は、腰への電気療法と、いわゆる【矯正】と言われる施術です。
【矯正】と言うのは、「腰がずれているから」と言う理由で、その該当箇所に対して大の大人がバンバン体重乗っけるやつです。
接骨院を行ったことがある人であれば、おなじみの光景かと思います。

毎回、同じ治療。何一つ疑問を抱いたことはありませんでした
Tさんはこう言いました。
「あなたがこうなった大きな原因は、その治療です。よくよく考えてみてください。
毎回治療が同じってありえますか?
体は毎日変わる。状況が日によって変わるのに、施術内容が同じなんてことは考えられません。その時点でちょっと信じられなくないですか。
仮に、治療をしているのに、いつも同じ症状が出ているとしたら、治療がおかしいと考えませんかね?
毎回同じように同じところに圧力をかけていた結果、あなたの背骨や腰がおかしくなったんですよ!」

はい。正論。当たり前すぎですよね。このように文字にしてみると笑
でも、ですよね。
もう、これを言われた時のインパクトは半端じゃなかったですよ。
まさに、パラダイムシフト
自分の正しいと信じてやってきたことが全否定されたんですから。
悲しいなんてもんじゃなかったですね、真面目に取り組んでいただけに。
それ以来、Tさんに18年間治療をしてもらっていますが、腰痛は完治してますし、当時ひどかった花粉症もほぼほぼ撃退できました。

思い返すと、この時代の花粉症は本当に酷かったですね。
薬ナシでは生活できませんでした。
その腰が一番悪かった高校3年生の春は薬を飲んでも全然ダメで、咳まで出てしまって、何日か学校を休んだと記憶しているレベルです。

Tさんが、併せて言ったことは、
車に例えると、僕に出来るのはメンテナンスだけです
どんなに良いメンテナンスをしたとしても、車は走りません。良いガソリンがなければダメですよね?ガソリンって何ですか?人に置き換えると。
食事ですよね?良い食事を食べて下さい。
まず甘いもの、やめてください。お米も炭水化物も控えてください。」
立て続けに
「後、サッカーの練習は出来ないと思うので、その時間、歩いてください。45~60分くらい続けて。あなたは、基礎体力がないので

高校3年生の春にこれは強烈でした。
甘いもの食べるな。
⇒大好物なんですけど
あなたは基礎体力がない。
⇒足も速いし、ずっとレギュラーなんですけど

一人で激烈にツッコミを入れましたよ笑
「この人、何言ってんだよ?マジですか?」
って本気で思いました。
そりゃそうですよね、自分の生きていたパラダイムと全く違うことを言うんですから。
まさにパラダイムシフト。

が、どうしてもサッカーがやりたかったので、僕の【禁欲生活】は始まったのでした笑
でも、長い時間をかけて、成果は確実に出て来ました。
あれがあったから、今があると100%自信を持って言えます。
選挙に僥倖などあり得ない
ならぬ、
健康に僥倖なんてあり得ない
ってことをこの時から学び始めました。
この辺りの話を突っ込むと、だいぶ長くなりそうなんで、この辺で切り上げておきますが…笑
今自分自身が見えている世界が、自分のルール=パラダイムに規定されていること。縛られていること。
それを意識できているかどうか?
で、人生は大きく変わると思うのです。
視野狭窄に陥らないように、世界を拡げていくのです。
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 中田雅之

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