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料理経験ゼロでもつくれる!カラダが喜ぶ「自然食レシピ」31選

健康のために食事を見直そうかな、、、
やっぱり無添加やオーガニックの食品がいいのかな、、、
インスタントやレトルト食品ばかりじゃいけないと思うけど、料理はあんまり得意じゃないし、、、

自分や家族の体調がよくないとき、
あるいは子供の健康を考えたとき、
毎日の食事を見直そうと考える人は多いです。

そんなときに思い浮かぶのは、誰もが1度は耳にしたことがある「自然食」という言葉。

でも、自然食ってなんか面倒くさそう、、、
質素でおいしくなさそう、、、

残念ながら、そう思っている人が多くいるのが現状です。

でも実は、その逆なんです!

自然食はとってもシンプルで、簡単!
そして、何よりおいしいんです!

簡単といっても「電子レンジでチンするだけで食べれる」というわけにはいきませんが、料理経験がまったくない人でも簡単につくれて、無理なく続けられる内容です。

しかも、シンプルな調理で、素材の良さを引き出す料理だから、食材にこだわればとっても体にいい

また、自然食品を使うことは、安全な食品をつくる生産者を応援することにもなるので、まわりまわって環境にもいい

でも、

それよりも、
なによりも、

自然食はおいしい!」ということを、ぜひ知ってもらいたいんです。



はじめに

自己紹介

改めまして、こんにちは!
自然食品店長・食養アドバイザーのあるとむです。

自然食品の販売会社で10年以上仕事をしています。
自然食品の販売はもちろん、お客様向けにセミナーをしたり、食事改善のアドバイスをさせていただいたりしています。

また、個人ではブログX(twitter)などで、日々自然食について情報を発信をしています。

私は25歳で自然食の仕事について、まったく知識も経験もない状態でお客様に健康について語らなくてはいけない状況になりました。

その頃の私はというと、
便秘・冷え性・アレルギーの虚弱体質。
そして、超打たれ弱いマイナス思考の塊のような人間でした。

そんな顔色わるい人間が、「食事を変えれば健康をつくれます!」「予防に勝る治療なしです!」と話すわけです。

まったくもって、説得力のない接客、、、

(そんな私の接客に付き合ってくださった人生最初のお客様には感謝しかありません、、、)

それから、
「お客様に説得力ある話ができるように、まずは自分自身が健康にならなければ!」と食事改善・体質改善に取り組みました。

食事を変え、運動をはじめ、生活習慣を見直して。
会社の研修を受け、本を読み漁り、さまざまな講座を受けて実践しました。

決してスピーディーではないですが、
3ヶ月、半年、1年と、
食事を変えてから、たしかに体が変わってゆくのを自分で体感しました。

あれからもう10年以上経ちましたが、
おかげさまで今は便秘も冷え症もアレルギーもない、薬を飲むことも病院にお世話になることもない、健康体でエネルギッシュな毎日を過ごせています。


当時を振り返って思うのですが、

体調が悪い頃の私は、毎日毎日お菓子とジャンクフードばかり食べていて、その習慣が身体に悪いと分かっていても、なかなかやめれなかったわけです。

でも、食事改善に取り組んだら、いつの間にかジャンクフードを欲さなくなりました。

それは、
体質が改善されて、食欲のセンサーが切り替わったからだと思います。

それと共に、自然食がジャンクフードより「おいしい」ことに気づいたからではないかと今になって思うのです。

人はおいしいものに惹かれますよね。

そう。
私がジャンクフードを欲さなくなったのは、自然食のおいしさに出合ったからともいえるのです。


「自然食レシピ」との出会い

お店に来てくださる方も、またSNSで交流している方も、無添加やオーガニックの自然食品を利用されている方は多くいますが、それを使ってどんな料理をしたらいいのか悩む人もいます。

分かります。
私もまったく同じでしたから。

でも、
幸運なことに、私の場合は食事改善・体質改善に取り組むなかで、食養を学んだ先輩方から「自然食レシピ」をいくつも教えていただきました。

素朴で、質素で、決して派手ではありませんが、その優しくて温かみのあるおいしさをぜひ味わってもらいたいと、Twitterでレシピの発信をはじめました。

すると、
自分が思っていた以上に反応がありました。

他にも、
「このレシピ、懐かしい〜」
「昔おばあちゃんが作ってくれたことがあるのを思い出しました!」

などなど、
本当に嬉しいメッセージを沢山いただいています。

別に私が考案したレシピではないんですが、、、(笑)
自分の発信がきっかけで自然食が広まってくれるのは本当に嬉しいです。


ただ、その中にはこんな声もありました↓

「料理をするときに気をつけるべきポイントなど、もう少し詳しく教えてほしい」
「他のレシピも知りたいです!」

そうなんです。
X(Twitter)では文字数の関係でレシピの細かいポイントなどをお伝えしきれないですし、過去のツイートはどんどん埋もれていってしまいます。

そこで、
これまでに紹介してきた「自然食レシピ」を、今回改めてこのnoteにまとめることにしました!


伝統食の価値を知る

「自然食レシピ」とはその名の通り、自然食品を使ったレシピのことなのですが、私が先輩方から教えていただいたのは「自然食品を使った伝統食」です。

つまり、日本の昔ながらの食事です。

伝統食は地味で、素朴で、質素。
そんなイメージを抱く人も多いかと思います。

でも、そこには私たちが健康に暮らすための生活の知恵がたくさん詰まっています。

現代を生きる私たちは、昔よりも知識や情報が多く得られているにもかかわらず、体の不調に悩む人がとても多くいます。

私もその一人だったわけですが、
食事改善をして、見事に身体が元気になりました。

病気の治療は医療の分野ですが、
体の不調を改善したり、病気の予防をするのは毎日の食事や生活を見直すことにあるはずです。

そう考えますと、
現代の科学や栄養学も素晴らしい知識ですが、昔の人が残した食や生活の知恵、これを知らないで過ごすのは本当にもったいないことです。

おそらく私と同じように、長年インスタント食品やレトルト食品、ジャンクフードばかり食べてきた人は、自然食のおいしさに触れる機会が少なかったのではないでしょうか。

健康を考えて、もし自然食品を手に取ったなら、ぜひ、それを使って日本の伝統食を作ってみてください。

そして、味わってみてください。

本当にシンプルでおいしい。
そして、どこか懐かしく、心がほっと温まる食事に身体は癒やされるはずです。

その味は単に味覚の「おいしさ」だけではなく、体が喜ぶ「おいしさ」があるように感じるんです。

ですから、毎日ではなくても、ときどきに体が喜ぶレシピをぜひ取り入れてみてほしいのです。

そして、現代にはせっかくたくさんの情報やモノがあるわけですから、さらにアイディアを足して、料理を楽しみたいですね。


本noteの内容

【概要】

簡単でおいしい!カラダが喜ぶ「自然食レシピ」を詳しく解説

→シンプルといっても、実際につくってみないと分からない点もあるかと思います。まったく料理経験がない人にとっては、やはり難しく感じてしまうことでしょう。
そこで、出来上がりの画像だけでなく、その工程もなるべく分かるように画像をふんだんに使って、解説します。
レシピによっては動画も用意していますので、分かりやすいレシピnoteになっています。

→材料、調理のポイントはもちろん、実際に使ったおすすめ商品も紹介しています。ぜひお買い物の参考にしてください。

→紙のレシピ本も分かりやすいですが、ウェブ上のコンテンツはスマホでいつでも見れるのが強みです。スキマ時間や調理中、夜お休みになる前など、お好きなタイミングでご覧ください。

実は、この「自然食レシピ」はある意味、過去の自分に向けて作っています。

・健康のために食事を見直したいけど、どんな食事をしたらいいのか分からない
・インスタントやレトルト食品ばかりじゃよくないと思うけど、そもそも料理が苦手
・有名料理専門家がつくるレシピはハードルが高く感じる
・「レンジでチン」だけの時短レシピは、なんか体によくないと思ってしまう

そんな当時の自分に、自然食を実践する先輩方から教えていただいたこのレシピは、本当にぴったりの内容でした。

それまで料理経験はほとんどありませんでしたので、料理をすること自体にすごくハードルを高く感じていたのですが、調理工程がとってもシンプルなので、ほとんど素人の自分にもできました。

不思議なもので、1度経験してしまうと、次の料理に対するハードルがぐっと下がります。

しかも、自分でつくったものがおいしいと、いつの間にか料理が好きになってゆくという好ループがはじまります。

そして、自然とより良い食材を求めるようになり、同時に食と健康についても学んでゆくと「考え方」が切り替わり、私の場合は便秘・冷え性・アレルギーといった病弱体質を改善することができました。

食が変わると、
体は変わり、
そして考え方や生活の仕方も次第に変わっていきます。

私自身、ジャンクフードばかり食べていた20代の頃の自分には想像もできない今があります。

本当に不思議です。

ぜひ、あなたもこの自然食の素晴らしさを味わってみてください。

きっと、毎日の食事が楽しくなります。


よくある質問

Q、料理が苦手でも大丈夫ですか?

自然食レシピの中にも、すごく手間がかかったり、難しい内容のものもありますが、本noteでは特に簡単なレシピだけを厳選して紹介しています。
私自身、もともと料理経験はほとんどありませんでしたが、調理工程もシンプルで分かりやすいです。
ですので、料理が苦手な人にも全く問題ありません。

Q、自然食品を使わないといけませんか?

「自然食レシピ」と呼んでいますが、中身は日本の「伝統食レシピ」です。ただし、素材にこだわれば、それだけでおいしさはアップします。
なるべく残留農薬の少ない農産物、食品添加物や化学調味料などを使用していない調味料を使うことをおすすめいたします。


こんな人におすすめしたい

最後に、購入していただいた方から嬉しいメッセージをいただきましたので、その一部を紹介させていただきます。

このnoteで紹介しているレシピは、自分が知れて本当に良かったと思えるレシピですので、必要としてくれる人に届いたら嬉しいです。

  • 健康のために食事を見直したい

  • 自然食に興味がある

  • 日本の伝統食が好き

  • でも、どんな食事をしたらいいのか分からない

  • インスタントやレトルト食品ばかりじゃよくないと思うけど、料理は苦手

  • 有名料理専門家がつくるレシピはハードルが高く感じる

  • 「レンジでチン」だけの時短レシピは、なんか体によくないと思ってしまう

そんな人にはきっと喜んでいただけるレシピnoteだと思います。

※注意
すでに自然食を実践している人、料理が得意な人、料理を仕事にしている人にとっては物足りない内容かもしれませんのでご了承ください。


それでは、ここから「自然食レシピ」の紹介です。
10個までは無料で見れます。
ぜひ読み進めてくださいね!


改めまして、ご購入ありがとうございます。

それでは、「自然食レシピ」を詳しくご紹介します。


カラダが喜ぶ「自然食レシピ」

どれも本当にシンプルな調理で出来上がります。
料理が苦手な人もぜひ試してみてくださいね!


①カリッ・モチ・ホクホクでヘルシー「揚げ出し大根」

冬野菜の王様・大根をたっぷり使ったヘルシーレシピ!

大根を切って、下茹でして、くず粉(または片栗粉)をつけて、揚げるだけ。

大根おろしを添えて、出し汁をかけたら、カリッ&モチ&ホクホクのヘルシーな1品の出来上がりです。

材料(2~3人前)
・大根 1/2本
・だし汁
  水 200cc
  顆粒だし 小さじ1/2
  醤油 大さじ2
  みりん 大さじ2
・油 適量
・くず粉 適量

つくり方

❶大根を2㎝ほどの輪切りにして、皮をむき、好みの大きさに切る

❷同時に大根おろしも作っておきましょう

❸大根を下ゆでする
くしが刺さるまでやわらかくなったら、お湯を切る

❹だし汁をつくる
(水200㏄、顆粒だし小さじ1/2、醤油大さじ2、みりん大さじ2)

❺湯切りした大根にくず粉をつける(片栗粉でもいいです)

❻油を熱して、中火でこんがりきつね色になるまで揚げる

❼出来上がり!
大根おろしをそえて、だし汁をかけて、お召し上がりください

動画もあります↓

◆ポイント
大根の皮は捨てずに、炒め物やお味噌汁など他の料理に使いましょう。
・大根を下茹でしたあと、しっかりと水切りしないとおいしく仕上がりません。

コレがおすすめ!

花かつお、静岡・焼津で水揚げされた鰹使用荒節、 九州で水揚げされたカタクチイワシ使用のいりこ、北海道昆布を風味豊かにブレンドした微粉末タイプ。食塩・砂糖・化学調味料・たんぱく加水分解物・酵母エキスなどほかの調味料は一切加えていない超シンプルな顆粒だしです。


②腎臓をいたわる食養料理「小豆かぼちゃ」

食養の定番レシピです!
茨城県の郷土料理「いとこ煮」としても知られていますね。

冬至の日に食べられることが多いですが、
食養では肝臓・腎臓に良いとされ、むくみや冷えの解消に用いられます。

ちなみに、腎臓の形に似ている小豆は、腎臓のはたらきを助けて、血液をきれいにし、むくみの改善に効果があります。

また、かぼちゃは粘膜を強化し、胃腸のはたらきを助けて、体を温める作用があります。

材料(3~4人前)
小豆 1カップ
・水 4カップ
・かぼちゃ 300g
・塩 小さじ1

つくり方

❶下準備
 小豆を水で洗う(浸水する場合は丸1日)
 かぼちゃは洗って、ワタを取り除いて、2㎝角に切る

❷鍋に小豆とお水を入れて、強火にかける

❸沸騰したら弱火にしてコトコト煮る
水がなくなってきたら、差し水をして、小豆が焦げないように気をつける

❹小豆を指でつまんで潰せるくらいにやわらかくなったら、水を加えて塩を入れ、かぼちゃを入れる(かぼちゃが浸るくらい)

❺かぼちゃがやわらかくなるまで煮れたら、出来上がり!

◆ポイント
砂糖は使いません。(砂糖を入れると、食養としての効果が薄れてしまいます)
・小豆を炊くのは時間がかかります。小豆は前日から丸1日浸水しておくといいです。
・圧力鍋でつくるとより早くできます。

コレがおすすめ!

北海道産の小豆・エリモショウズ。小粒で皮が薄く、甘みがあります。煮あがりがよく艶やかで優しい味で小豆かぼちゃに最適です。


③むくみ・冷え性の解消に「小豆昆布」

かぼちゃではなくて、昆布を使う小豆料理。
むくみや冷え性の解消におすすめの食養レシピ!

山の「小豆」と海の「昆布」の調和によって、腎臓をやさしくいたわります。

ここにかぼちゃを足して、「小豆昆布かぼちゃ」にしてもいいですね。

材料
・小豆 1カップ
・昆布 10㎝角
・水 3カップ
・塩 小さじ1

つくり方

❶小豆を洗う

❷昆布を1cm角くらいの大きさに切る

❸鍋に小豆、昆布、水を入れて強火にかける

❹沸騰してきたら弱火にして、そのままコトコト煮る(かき混ぜなくていいです)
水がなくなってきたら、差し水をして、小豆が焦げないように気をつける

❺小豆を指でつまんで潰せるくらいにやわらかくなったら、塩を入れて味をなじませて、出来上がり!


動画もあります↓

◆ポイント
・小豆を炊くときはかき混ぜなくていいです。(混ぜるのは塩を入れた時、なじませる程度)
・冷蔵庫で3日くらいもちます。少量で効果があります。1度に食べ過ぎないようにしましょう。

コレがおすすめ!

天然の日高昆布です。繊維質がやわらかく、滑らかな食感で、煮物やおでんなどに最適です。 煮くずれしづらいので、だしを取ったあとの昆布を煮たり、佃煮にしたりなどできます。


④懐かしいおいしさ「かんたん麩菓子」

おやつにぴったり!
やさしい甘さで、懐かしいおいしさを感じれる「麩菓子」(ふがし)が自宅で簡単につくれます。

こどもに添加物たっぷりのスナック菓子をあまり与えたくないというお母さんには特におすすめです。

小腹が空いたらフライパンですぐにつくれるので、焼き麩を常備しておくといいですね。

材料(2~3人前)
・黒糖 大さじ4
・水 大さじ1
・焼き麩 30g

つくり方

❶フライパンに黒糖とお水を入れて、弱火にかける

❷焦がさないように混ぜ合わせる

❸泡立ってきたら、焼き麩を入れて絡ませる

❹冷ましたらパリパリの麩菓子の出来上がり!


動画もあります↓

◆ポイント
・黒糖をからませるときはなるべく早くした方がいいです。(黒糖が固まってしまう前に)
・しっかり乾燥させるとパリパリになります。冷蔵庫で冷やすと早く仕上がります。
・きな粉をまぶすと、より美味しいです!

コレがおすすめ!

国内産の小麦が原料の、口ざわりの良い焼き麩です。お味噌汁やすき焼きなどにも使えます。


⑤栄養抜群!「高野豆腐の和風ステーキ」

日本が世界に誇る伝統食のひとつ「高野豆腐」を使った栄養抜群の簡単レシピ!

高野豆腐は栄養の宝庫です。
さまざまな健康効果が期待されるレジスタントタンパクをはじめ、不飽和脂肪酸、ビタミンE、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウム、食物繊維などを豊富に含んでいます。

煮ても焼いても炒めても揚げても、おいしくいただけますので、非常食としても常備しておきたいですね!

材料(2人前)
高野豆腐 2枚
・合わせ調味料
  醤油 大さじ2
  みりん 大さじ2
  砂糖 小さじ1
  お湯(戻し汁) 大さじ2
・ねぎ 適量
・本くず粉 適量
・ごま油 適量

つくり方

❶高野豆腐を熱湯に入れてもどす(約5分)

❷合わせ調味料をつくる(しょうゆ、みりん、砂糖に戻し汁を入れて混ぜる)

❸高野豆腐を軽くしぼって、拍子木切りにする

❹高野豆腐に合わせ調味料をかけて、染み込ませる

❺高野豆腐にくず粉(または片栗粉)をつける

❻フライパンを熱し、ごま油をひいて高野豆腐をカリカリになるまで焼き揚げる

❼刻みねぎをのせて、出来上がり!


動画もあります↓

◆ポイント
・高野豆腐の戻し汁は捨てずに、合わせ調味料に使いましょう。
・調味料をしみ込ませすぎると、味が濃くなってしまいます。お好みで調節してください。

コレがおすすめ!

国産有機丸大豆とにがりを使用。手間と時間をかけてつくられた高野豆腐です。膨張剤(重曹)などを使用していないので、戻してもあまり大きくなりませんが、歯ごたえのある昔ながらの風味や食感を味わえます。


⑥血液をきれいにする「ごま塩」

血液をきれいにする食養の基本料理!

陸の恵みと海の恵みの組み合わせである「ごま塩」は、陰陽の調和がとれて、血液をきれいにします。

基本の割合は「ごま8:塩2」です。

手づくりのごま塩は絶品!
ご飯だけでなく、炒め物やサラダにかけてもおいしいです。

材料
ごま 大さじ4(洗いごまがいいですが、炒りごまでも可)
・天然塩 大さじ1

つくり方

❶塩をフライパンに入れて、弱火で少し色がつくまで炒る

❷炒った塩をすり鉢に入れて、粉状になるまでよくする

❸今度はごまをフライパンに入れて、中火で炒る

❹パチパチと音がしてきたら、何粒か指で潰してみる
簡単につぶれて、ごまの良い香りがしたら、塩をすったすり鉢に加える

❺ごまから油分が出ないように、静かにゆっくりと丁寧にする

❻塩とよく混ざりあったら出来上がり!


動画もあります↓

◆ポイント
・ごまを強く擂りすぎると、油が出て酸化しやすくなってしまいます。ゴリゴリせずに、ゆっくりと優しく擂ってください。
・ごまを擂るのは時間がかかる作業です。ゆっくりと瞑想をするような感じですると、心が落ち着きます(笑)
・冷めたら、密閉できるビンに保管しましょう。

コレがおすすめ!

国産の洗いごまはなかなか手に入らないので、こちらは外国産ですが良質の有機黒胡麻です。ごま塩以外にも、軽く炒ってから和え物やサラダ、ドレッシングなどに利用できます。


⑦ダイエットにおすすめ「こんにゃく石焼」

江戸時代から食べられてきたステーキ!

こんにゃくは「お腹の砂おろし」、ダイエットやデトックスに役立つ健康食材です!

江戸時代は主に石鍋で焼いていたとされています。
にんにくやバターを使ってもいいですけど、シンプルに醤油だけでも十分おいしくいただけます。

材料(2人前)
こんにゃく 1枚
・ねぎ 適量
・ごま油 大さじ1
・醤油 大さじ2
・七味 適量

つくり方

❶こんにゃくの下ごしらえ
 ・こんにゃくの両面を格子状に切り込みを入れる
 ・こんにゃくを好みの大きさに切る
 ・塩をまぶして2分ほど待つ
 ・2~3分ほど茹でる
 ・ざるにあげて、水気を切る

❷フライパンにごま油を入れて中火にかけ、こんにゃくに焼き目がつくまで両面をしっかりと焼く

❸醤油を入れて、こんにゃくをからめながら焦げ目がつくように焼く

❹刻んだねぎと七味をかけて、出来上がり!


動画もあります↓

◆ポイント
・こんにゃくのアクは、こんにゃく芋が持つ臭みや凝固剤などによる生臭さです。「あく抜き不要のこんにゃく」も販売されていますが、あく抜きすることで味が染みやすくなるので、おすすめします。
・油は何を使ってもいいですが、ごま油が1番合います!

コレがおすすめ!

標高650mの高地、広島県神石高原町で作られている昔ながらのこんにゃくです。山里の風味豊かな味わいがあります。


⑧日本の春を味わう「せりご飯」

春の訪れを感じさせる、やさしい香りがおいしいご飯!

数少ない日本原産野菜の1つ「せり」。
競り合うように生えるという様子から、その名がついたといわれます。

せりは栄養豊富で香りがよく、せりご飯は江戸時代でも人気だったとのこと!
せりの香りに心癒される、優しい味わいです。

材料(2合分)
・せり 約10~15本
・炊いたご飯 2合
かつお節 大さじ2
・醤油 大さじ1
・白ごま 小さじ1
・塩 1つまみ

つくり方

❶せり(約10~15本)をしっかり洗う
根の部分も切り落とさず使います

❷さっと塩ゆでして、冷水に取り、水気を絞る

❸みじん切りにする

❹ボールにみじん切りしたせり、かつお節(大さじ2)、醤油(大さじ1)、白ごま(小さじ1) を入れて混ぜる

❺炊きあがったご飯2合と混ぜ合わせて、出来上がり!


◆ポイント
・せりは根っこの部分が最も香り高く、栄養が豊富に含まれています。根っこの部分は爪楊枝や歯ブラシなどを使って、しっかりと洗ってから使いましょう。
・せりは生でも食べれるくらいですから、塩ゆでするときは本当に「さっと」でいいです。

コレがおすすめ!

鹿児島県産かつお本枯節のみを使用しているけずり節。旨味を逃さないために蒸かすことなく、そのまま極薄削りに仕上げているこだわりの鰹節です。お吸い物やおひたし、煮物料理などに使うと本当においしいです。


⑨覚えておきたい!家庭の常備薬「第一大根湯」

覚えておきたい!
先人の知恵がつまった「家庭の常備薬」レシピです。

風邪や頭痛、体調が優れないときはこれを飲んですぐに寝ます。
すると、汗がよく出てすっきりと体が回復します。

食べ過ぎや飲みすぎのときにも効果的ですよ。
あつあつを一気に飲みほしてください!

材料(1人前)
大根おろし 大さじ3
・生姜のすりおろし 小さじ1
・醤油 大さじ1
・番茶 200㏄
※焼き梅 1/2粒

つくり方

❶大根と生姜をおろす(大根は根の方を使います)

梅干を入れてもいいです↑

❷お椀に大根おろしと生姜のすりおろし、醤油を入れる

❸そこに熱々の番茶を注いだら、出来上がり!


動画もあります↓

◆ポイント
焼いた梅肉も入れると、より体が温まります!
・煎茶ではなく、番茶を使います。

コレがおすすめ!

有機JAS認定の三年番茶です。有機の茶葉を、しっかりと乾燥させて程よく熟成させ、出荷直前に焙じ上げた、香ばしくまろやかな味が特徴です。ホッとでもアイスでもおいしいです。


⑩捨てずに使って!「大根葉のふりかけ」

大根葉の定番レシピ「ふりかけ」!

大根の葉っぱは栄養満点です。
根に比べて、β-カロテンやビタミンK、ビタミンC、葉酸、カルシウムなどが豊富に含まれています。

細かく刻んで炒めるだけでじゅうぶんおいしいです。

材料
・大根葉 1本分
・油揚げ 1枚
・かつおだし 1カップ
・醤油 大さじ2
・粗糖 大さじ1
・ごま油 大さじ2

つくり方

❶大根葉と油揚げを細かく切る

❷大根葉と油揚げをごま油で炒める

❸かつおだし・醤油・粗糖を入れて煮詰めたら出来上がり!


※大根葉は「干葉」にしておくと便利です!

大根の葉っぱを首の部分から切り離して、天日干しします。
3~4日でカラカラになります。

長く保存できますし、干すことで旨味も栄養も増します。食べるときは水で戻して簡単に使えます。それから、昔ながらの「干葉湯」(お風呂に入れる)にも使えますね。

干葉を水で戻す場合は半日ほど浸して、水気を切ってください

◆ポイント
・大根葉は水分が飛ぶまで炒めましょう。
・干葉にしておくと、保存が効きますので便利です!

コレがおすすめ!

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