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和食は日本人を守ってきた、だから今度は和食を守りたい

こんにちは、あるとむです。

先日、ツイッターのフォロワーさんからDMが届きました。

「noteはじめたんですね~読みました!あるとむさんの考え方が、とってもタメになりました」


ありがとうございます。

自分が書いたものを読んでくれて、喜んでくれた(?)のだとしたら、素直に嬉しいです。


で、こうやってメッセージを送れる人って素敵だな、と改めて思うんですよね。

人を応援できる人。

心では思っていても、実際に口に出して、行動に移せる人。
すごいなぁって。

僕は苦手というか、恥ずかしさもあって。
メッセージ送るのでも少し勇気がいります(笑)


でも、勇気を出して応援メッセージを書こうと思います。

その相手は「和食」です。


和食で健康を取り戻した

僕は20代前半に体調を崩した時期があるのですが、和食で健康を取り戻しました。

和食といっても色々ありますけど、シンプルな「ザ・和食」です。


ご飯、お味噌汁、お漬物、納豆、魚、など。


たまに勘違いされることがありますが、懐石料理のようなゴージャスなものではないです(笑)


本当にシンプル。
そして質素。
でも、すごい力があります。

これを今はすごく自信をもって言えます。


自然食の仕事をしている僕のところには、食事の相談も多くありまして、、、

「いま、体調がよくなくて、、、健康のためには、どんな食事がいいですか?」

と聞かれます。

で、その人がレトルトやインスタント食品など、出来合いのものに頼ってしまっている傾向があれば、

「まずは、ご飯とお味噌汁。難しく考えなくていいから、昔ながらの日本食にしてみたらどうですか」

と勧めるわけです。


仕事をしている人でも、忙しい人でも、ご飯とお味噌汁なら作れます。

レトルトやインスタントに頼っている人。
お惣菜や外食ばかりの人。
ジャンクフードやお菓子が好きでやめられない人。

そんな人は正直、ご飯とお味噌汁だけで効果があります。


、、、なんですが。


これがほとんどの人が実践できない。

できても、続かない。

実際は、そんな人が多いです。


おそらく、
そんな普通の食事をしても体調がよくなるはずがないと思っているか。
面倒くさいか。
そもそも本当は変える気がないか。

あ、僕なんかの言うことを信用してないってこともあります(笑)


多くの人が求めているのは、魔法のような効果が出るサプリメントだったりするわけです。


、、、分かりますよ。

だって、僕もそうでしたから。


でもですね。
食べもので体は変わります。


そして、和食は本当に体に良い食事なんです。


なぜ、そう言えるか。

体験したからです。



魔法を求める人が多い

体調が悪いときの僕は、とにかく魔法を求めていました。

これを飲んだら便秘が治る。
これをすればアレルギーがよくなる。

食事が大切なのは分かっていたけど、1番ではなかった。
欲しかったのは魔法の商品。


確かに健康食品は効果あります。

一応、僕もですね。
仕事で健康食品を販売しています。

ビタミンA、B、C、D、E、クロレラ、プロポリス、ローヤルゼリー、グルコサミン、酵素、青汁、椎茸菌糸体、高麗人参、田七人参、、、などなど。

色々販売しているので、それなりに知識も持って、効果も分かってます。

どれも本当に素晴らしい商品です。

でも、何百人というお客様を見てきて思うのは、やっぱり食事が大事なんだ、ということ。


何?
ご飯とお味噌汁で健康になれる?
そんなわけねーだろ。
そんなんじゃなくて、ビタミンDとかマグネシウムとか、現代人が不足している栄養素をもっと摂らなくちゃダメなんだー!

って、思いますよね。


分かります。
そのとおりです。

でもね。
僕は両方だと思う。
それに、サプリメントは主役じゃない。

サプリメントはあくまでも補助食品。

何の補助か。
それは毎日の基本の食事です。


まず食生活を整える。
その上で、そういうサプリメントとかを補うものだと思うんです。



和食は日本人の健康を守ってきた

世界中に食文化があります。

イタリア料理、フランス料理、中華料理、メキシコ料理、ベトナム料理、、、

それこそ、国の数だけ食事がある。

で、どれも「健康食」だと思うのです。

食文化として根付くということは、その国の人に愛されてきたということ。

そして、それは「好き」「美味しい」ということ以上に健康を守ってきたから根付いたのではないかと。

ならば、日本人にとって日本の食文化は、つまり和食は日本人の健康を守ってきたということになる。

これに異論を唱える人はほぼいないはず。


栄養面の科学的根拠以上に、体験・経験的なものがそれを証明しているはずですよね。


何が言いたいかといいますと、主役は譲っちゃいけないんじゃないかということです。

僕も洋食は好きだし、コーヒーも毎日飲む。
オリーブオイルなんか毎日のように使う。
決してパン食を否定しているわけではありません。

世界中に体にいい美味しい食があるんだから、楽しみながら、取り入れたらいい。

それは現代を生きる僕たちの特権でもあるんです。


でも、もし体調を崩したら、病気になったら、それは原点に返るべきタイミングなのだと思います。

体調を崩したということは、何かが違っていたということ。

もちろん、色々な要因があるけど、体調を崩したときって、自分の人生を振り返るチャンスでもあると思うんですよね。


それは「食べもので身体はつくられている」という原則から考えると、食事を見直すタイミングでもある。

以前、「食べたいものを食べればいい。何を食べてもいい」というnoteを書きましたが▼


これはこれで合っていて。
でも、原点に返るべきときは、日本人なら日本食と向き合う必要があると考えています。

間違いなく、和食は日本人の健康を守ってきた食事だから。



和食は世界一の健康食

平成25年、「和食」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産に認定されました。

和食は日本人の長寿の秘訣とされています。

ちなみに、その3年前には「地中海食」が世界無形文化遺産に登録されています。そんなところから、最近は「地中海式和食」というものを勧めている人も多いですね。


和食は日本人にとっての健康食ですが、今、世界中が和食に関心を寄せています。

それは、食品の栄養や料理の美しさだけでなく、食に対する姿勢や考え方も評価されているのではないかと個人的に思っています。


有名な話ですが、食事の前に「いただきます」という風習があるのは世界でも珍しいそうですよ。

「いただきます」には命に対する感謝が込められているんですよね。


僕は、和食によって体調が良くなって、それからはより和食が美味しいと感じるようになりました。

体が和食を欲するんです。

数年前までジャンクフード中毒だった僕がですよ(笑)


仕事で帰りが遅くなって、一人で夕食をいただくことがありますが、実は僕はこの時間が大好きで、、、

もう奥さんと子供たちは寝ていて、リビングには一人だけ。
なんか寂しい中年のサラリーマンのような描写ですが(笑)


奥さんが作ってくれたお味噌汁を温めて、ご飯とおかずをいただく。

人前だとちょっと恥ずかしいけど、一人のときはしっかりと胸の前で合掌して、5秒くらい目を閉じて、思いを込めて「いただきます」という。

まず最初にお味噌汁を一口飲みます。
味噌の香りを吸い込みながら、汁をほんの少し口に含んで、その甘味と塩味を味わう。
身体がホッと温まります。

それからご飯とお漬物とおかずと。
しっかり噛んで、ゆっくり味わう。

この時間が本当に最高なんです。

食と向き合ってるな~と。


僕を含めて、和食に魅了された人は、その味だけでなく、日本人の食に対する姿勢や考え方に心がつかまれたんじゃないかなぁと思うんです。

でも、そんな和食が、ここ日本では年々薄れてきてしまってます。

海外からの熱視線とは裏腹に、日本人、特に若い世代は外国の食文化ばかりに目を向けて、日々の食事も偏り過ぎてしまっているように思うんです。

ジャンクフード中毒だった自分が言うのもおこがましいですが、すごく残念です。


和食をなくしたくない。

日本の食文化を次の世代にもしっかり繋げていきたい。

だから、今度は和食を守りたい。

僕なんかに守ってもらうほど、やわな文化じゃないですけれども、自分にできる範囲で和食の素晴らしさを広めてゆきたいなと思っています。


和食によって健康を取り戻し、和食の奥深さに感激して。
日本の食文化、日本という国の素晴らしさに魅了される日々が続いています。



あるとむ



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