『五輪書』を読みました。
『五輪書』(ごりんのしょ):宮本武蔵 原著(といわれるが、諸説あり。)
ですが、
これについて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
宮本武蔵の独自の剣術論?
他流を批判する小さな意見?
二天一流(宮本武蔵の残した流儀)のテキスト?
確かに、五輪書では、宮本武蔵の剣術論や、意見、他流派批判は出てきます。
しかし、狭い視野で見た本では無かったようです。
他流派の批判といっても、他の流派の名前は一切、挙げてません。
また、『その流派にもいろいろ意見があり、見解の相違がある』ともあります。
また、最後に、
『自分の意見(のみ)が正しい、と信じる道は、正しい道ではない』とも。
武道に興味ない人でも、
哲学書として、
また、書かれた当時の時代の様子(時代背景)も、ちょっと、うかがえます。
今と昔もあんまり変わらないのかも…(・ω・)
一冊いかが??
(これは古い現代語訳の本ですが。)