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陰陽論☯ 本場・中国と日本の扱いの違い

陰陽論とは、古代中国の思想で、物事を「陰」と「陽」との二元に分けて考えるというものです。
また、「陰の中に陽あり、陽の中に陰あり」とも考えます。
例えば、奇数は陽で、偶数は陰に分けられます。
そして、手の親指1本(陽になります)と他の4本(陰になります)を別々に見て、それぞれの指の関節の数を見てみると、
親指は2つ(陽の中の陰)、
他の指は各々に3つ(陰の中の陽)、
という具合に、世界は陰陽論で説明出来る、というのが陰陽論です。
 しかし、本場中国と日本では違いが見られます。

 中国では陰陽のバランス重視

中国では「陰」と「陽」とのバランスが取れた状態が良いと考えます。
陰の気が足りないと、夜の墓場で陰の気を取り入れたり、陰の性質を持ったパワースポット等もあるそうです。
決して陽が良くて、陰が一方的に悪いとは考えてません。

 日本では陽を取り入れると吉という本場とのギャップ

日本では、陰を払い、陽を取り入れると吉という考えが風水などの開運法その他文化で多く見られます。
 しかしながら、本場・中国の陰陽論とは違うものではないでしょうか??

欧米では

陰陽論は欧米各国でも知られてます。どちらかと言えば中国の様にバランス重視でしょうか。
 何故、日本では「陽」偏重なのか不思議です。


陰陽論☯は、日本だけ変遷されたのでしょうか?

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