お金の力【エッセイ】
「将来の目標は何ですか?」と聞かれたら
「お金の力で良いことが出来る人になりたい」と答えます。
少し、言葉選びで関心を得たいという欲求が見え隠れしますが、ずいぶん前からその想いは変わっていません。
金銭的に余裕のある方が身銭を切って、寄付やボランティアをすると、感謝や称賛されることもあるでしょうが、「そんなことは黙ってやれ」や「売名行為だ」などと攻撃されることもあります。
これには何も生み出すものもなく虚しい行為だとは感じますが、この状況になることはある意味仕方ないことだとも感じています。
そのため、わざわざ攻撃されに行く必要はないだろうと判断してしまい、寄付やボランティアをしようとしている方々の想いが、閉ざされている場面が多くあるように思います。
それでも「お金の力で良いことが出来る人になりたい」という思いは変わることなく持ち続けています。
「お金」というのは「世の中の役に立つことをした対価」である。と以前の記事で紹介しました。
「お金」「仕事」「勉強」についてひとつのまとまりとしてお話をしていました。
出来ないことを出来るようになるために「勉強」をし、何かが出来るようになるとそれが「仕事」になり、それを利用して世の中の役に立つことをすると「お金」が得られる。というお話です。
この考えからすると、「お金持ち」というのは「世の中にたくさん良いことをしてきた人」と言えます。
ボランティアや寄付というのは、一時的に行うこともとても大切ですが、継続して行うことがそれ以上に大切です。
ボランティアを継続して行うためには資金が必要です。見返りの対価を何も受け取ることなくボランティアを行い続けることは、金銭的にとても厳しいものがあります。
ボランティアや寄付の周りには、「お金」が必ず付いて回ります。
お金がなければ継続した活動が不可能となります。
どこかのタイミングで、活動を継続できるだけの資金を得る必要があります。
「お金の力で良いことが出来る人になりたい」という言葉を紐解いていくと、「お金の力(世の中の役に立つことをした対価)で 良いこと(継続した支援)が出来る人になりたい」ということです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?