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在宅でのリハビリテーション

今日は在宅におけるリハビリテーションの意義。

リハビリテーションの提供は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の三資格。もちろん、医師の指示でリハビリを提供。

さあ、リハビリテーションはどこで行いますか?

病院?施設?家?

さあ、どんな時に行いますか?

怪我した後?骨折した後?病気の時?脳梗塞の後?心不全の後?いろんな場面で必要。

私がケアプランで提案するのは在宅でのリハビリと施設に通ってのリハビリ。これってかなり意義があると思っている。そして、この目標、目的、内容、期間設定が無茶苦茶大事だし、ここを見誤ると大変。他のサービスも勿論目標、目的内容設定とても大切だけど、私はリハビリテーションをサービスに組み込む時は特に大切にしている。

リハビリ=マッサージをイメージしている利用者さんの多いこと。そしてそれを訂正できないリハビリ専門職、いやいや、ケアマネも問題あると思ってる。そしてリハさんにカチンときたこともしばしば。作業療法士さんが、理学療法士さんのようにマッサージも行えますとか言ってきた日には。専門職とは何か?って思わず詰め寄ってしまった事も。どういうアプローチで本人のリハビリを支えているのか?

私の働いている事業所は訪問看護ステーション併設。そして現在理学療法士が3人在籍。彼らとはいつもこのリハビリテーションの目標、目的、内容、期間設定を議論している。訪問看護ステーションにおけるリハ職の役割。厚労省的には、あくまでも看護師の補助的な役割としての位置付け。訪問リハビリは医師がいる所(診療所、老健等)での開設しか認められてないからね。

今回の改正でも、この訪問看護ステーションのリハビリが激しく規制された。分かりやすくいえばマイナス改正。要支援に関しては40分以上の提供は50%減算、一年以上の提供は1単位あたり5%減算という相当なマイナス改正。一部の訪問看護ステーションが訪問リハビリステーション化していた事、要支援者に対する提供がほとんどでダラダラと長く続けていたことによる締め付けやね。これはね、彼らとも話をしていたけどある意味仕方ない部分もあるかと思っている。決められた中で悪どい事をする事業所がいたら叩かれる。そして、だからこそ今こそリハビリテーションの意味や意義や目的、目標設定、期間設定が無茶苦茶大事だし、現場で提案して欲しいと言っている。

ケアプランの中でも特に短期目標の期間設定、目的設定を彼らと良く相談している。そして利用者さんにもわかりやすくリハビリテーションのゴール設定を説明、確認、理解してもらえるように計画書の言葉も揃えるようにしている。

彼らの提案力、現場でのリハビリテーションの提供。身内びいきじゃないけどほんまにプロ。他事業所さんのリハビリテーション場面も良く見させてもらうけど、彼らを超える人にはいまだに会ったことが無い。

リハビリテーションは有限で良いと思っている。退院ケースであれば疾患にもよるけど、3ヶ月、半年、1年スパンでゴール設定しやすい。次の段階に持っていきやすい。リハビリ卒業。ってケースも多い。自分でできる、代替ができる、補完できるようになれば良い。私のプランって退院ケースはほぼ彼らのリハビリを有限提供で提案している気が。一か月限定で入ってもらう事もしばしば。退院調整で自宅の環境設定や用具さんとの絡みも多く、そこを専門的な視点で提案してもらえると次のステップに進むこともしばしば。彼らのケースがいっぱいで受けられ無い時はやむなく地域で繋がっている事業所さんにおねがいするけど、営利目的が強いとこや、なんでも受けますとかいうところは・・・。

ケアマネの皆様。リハビリ専門職さんといっぱい話しをして、そしてプランに組み立ててみて下さい。彼らの提案力って凄いですよ。熱い人達も多い。もうね、ケアプラン提案しやすいことこの上ない。そして、モニタリングもしやすい。評価基準も明確。用具の提案、次の支援の提案。彼らの役割は大きいです。訪問リハビリ、訪問看護ステーションのリハビリ専門職の皆様。どうか在宅ケアマネにどんどん提案してください!







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