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緩和ケアを考える

このイグアナさん。じつは亡くなったと。

近くの水族館の目玉やった。悠々自適な姿に仕事帰りにパワーをもろてた。孤高に生きているって感じだったからね。

ACPの記事、コメントをいただきました!ありがとうございます!

緩和ケア。毎回考える。

ほんまにもっと早く相談して欲しかったっていうことが多い。というか、ガンは2人に1人はなる病気っていうんやったらこの緩和ケアっていうのももっと浸透してほしいんだよね。

私は医療者では無い。診断もできないし、治療が出来るわけやない。痛みや苦しさを訴えている人を前にした時、話を聞くこと、選択肢を一緒に考えること。時に先生や看護師さんにこういう風に思っておられるみたいって伝えたり、先生達からの小難しい説明を分かるように伝えたり、それしか出来ない。

その時によく言われることがある。

緩和ケアについてもっと早く知りたかった。死ぬってことを宣言されて、どうしようも無い人が受ける事だって思ってたって。抗がん剤が効かない。放射線治療ができない。そうなってからあとは痛みのコントロールだけですって言われたのよって。同時に説明は難しいかも知らん。だけどね。これだけ情報が溢れてる中で、なぜ患者さん達は藁をもすがる思いで自由診療やへんてこなものに頼ろうとするのか?それに頼って、限界まできて見放されて。痛みや苦しさでしんどい患者さんを何度も見てきた。

患者さんの立場になったら、ガンっていうてもいろんな種類があるからひとくくりに考えないでほしいねんな。もし、見つかった時はしっかり先生と話をしてみて下さい。どこの部位でどういう状況でどういう治療があるのか、そしてどういう状況であれば緩和ケアってことになるのか?先生に聞きづらいなら、大きい病院だったらガン支援室みたいなところがあるはず。治療のこと、お金のこと、そして緩和ケアの事。通院が出来るうちに、自分で決められるうちに、家族と相談ができるうちに。そこが出来てると、本当に選択肢が増える。放射線治療や抗がん剤治療をしている時から訪問看護さんに関わってもらっておくのも凄い良いと思う。

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介護保険使える年齢やなくても、ガン末期やなくても医療保険での訪問看護は使える。

もし、ガンと診断されて不安のある方は身近な訪問看護ステーションさんにご相談するのも良いかと。地域にも緩和ケアの認定看護師さん実はいっぱいいるし、そういった看護師さんに繋がっていると訪問診療にもすぐに繋げてくれるし、ダブル主治医みたいな形で必要な検査や入院は病院の主治医で、痛みのコントロールは在宅の主治医でってみたいな事も相談出来るかと思う。

相談出来る専門家をどうか知っておいて下さい。




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