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企業がイノベーションを生むには何が必要? #おすすめ本⑧

こんにちは!ARUN Seedにてインターンシップをさせていただいている、現在修士1年の野田です!

私はウガンダの農村にある「難民企業」という難民が経営する企業について研究しているのですが、その難民企業が画期的な方法で製品やサービスをもたらしたことにより、農村部の人々の生活環境を向上させたという事例が多いです!

例えば社会的企業やスタートアップ企業も、
これまでにはない革新的なビジネスモデルや製品で課題解決を行っているところが多いですよね。

これらをふまえて私は
今後、ビジネスと課題解決を併せて考えるとき、
「イノベーション」は鍵になるのではないかと考えました。

そこで私が今回ご紹介したい本は、
『知識創造型企業』です!

1.イノベーション創出における日本企業の成功要因

日本は世界を席巻するほどのイノベーション大国でした。
ウォークマン、小型軽自動車、インスタント食品・・・などなど
これらは現代に生きる私たちの生活様式の基礎を築いた革新だと感じてます!

そこで著者はこのような
イノベーション創出における日本企業の成功要因とは、
組織的知識創造」が要因だと掲げています。
新しい製品デザイン、新しい製造プロセス、新しいマーケティングテクニックなど…
連続的なイノベーションのプロセスが
日本企業の特徴といえ、
これこそが日本型イノベーションだと筆者は記しています。

それでは、どのようなプロセスを経てイノベーションが生まれるのか、簡単にご説明します。

2.イノベーション創出のプロセス


不確実性のあるこの時代には、企業は頻繁に組織の外にある知識を求めざるを得えません。そこで、
外部から得た知識を組織内部で広く共有し、知識ベースで蓄積をすること
新しい製品開発など、イノベーションに繋がるといいます。

蓄積された知識、あるいは1人ひとりが持っている知識を組織できちんと共有し、それを運用することは非常に大事ですよね!私も一就活生として、ナレッジシェアが制度や風土として存在する企業は魅力的にみえます。

そのため「知識」とは企業のアセットの中でとても重要です。
かの組織マネジメント理論で有名なドラッカーは
ポスト資本主義社会という新しい経済の下においては、
「知識」は伝統的な資本に比べ
唯一無二の資源であり、新しい社会の特徴と述べています。

また組織行動論学者ロバート・クインによると、これからの経営者には
「知識を経営する知力こそが欠かせない能力である。」と考えています。

しかしこの「知識」をただ運用するだけではいけません。
組織全体で形式知を暗黙知へ暗黙知を形式知へ。と変換することによって
一つの有機生命体としての組織の「知」が創られる=組織的知識創造といいます。

それでは具体的にどのように組織内で知識が創造されイノベーションが生まれるのか・・・

3.「知識創造」についてもっと知りたい方へ

ここからはぜひ本書で!
日本の名だたる企業の事例をふまえながら、知識創造やイノベーションのプロセスを体系的に理解することができます!

気になった方はぜひ♪

ARUN Seedでは様々なバックグラウンドを持つ社会人や学生インターンが活躍しています。興味を持たれた方はぜひ活動をチェックしてみてください!

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