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教員採用試験対策 個人面接①

あなたにとって教員で一番大切な資質能力は何ですか?

 この質問は必ずきちんと答えられないといけない質問です。自分の答え方など、経験をもとに書きますので、参考にしていただければ幸いです。

 自分は、授業力が1番大切と言うことで話をしました。

 求められる資質能力はたくさんありますが、自分が一番力を入れたいと考えていることは授業力です。学校生活の要の一つである授業であることと、中学校では教科担任制をとっているため、多くの生徒とかかわることができるからです。生徒に確かな学力をつけ、生徒にとって魅力のある授業を行うことで生徒からの信頼を得ることができると考えます。さらに、授業で関係を築くことができれば、生徒指導や学級経営などでも生徒に寄り添った指導ができると考えているからです。

 たとえば、その質問に対して自分なら以下のように答えます。

 私が一番大切にしたい資質能力は授業力です。学校生活の中心である授業では生徒とかかわる時間が多いと思います。その中で生徒にとって分かる授業を行い、信頼関係を築くことでよりよい学級経営や生徒指導もできると思うからです。だからこそ、ワクワクするような教材を用い、体験を通し、誰もが学力をつけることのできる授業をしていきます。

 あえてぼんやりとした答え方にしています。理由は、”分かる授業”や”信頼関係を築く”、”ワクワクする教材”など抽象的な表現は、面接官が前の質問に関連する質問をするときにしやすい傾向があるからです。

 おおよそ関連する質問で3問から4問は質問が続く印象があります。だからこそ、あえて、こちらが質問を誘導することで自分の自信のある答え方ができるようにするということです。

 関連する質問3問されるのであれば、1問目は抽象的に、2問目は経験を通して具体的に、3問目は具体的+展望を強調するようにいうといいと思います。おおよそ、1つの質問の中にも、自分の考えや経験、展望などを入れますが、特に強調するかどうかということです。3問目の質問に対して、展望を言った後には、さらに深堀されることはよっぽどないと思います。現場経験があるのであれば別だと思いますが、、、


 基本的に市町村教育委員会が発行している教育に関する大綱のようなものに、その市町村で大切にしていることなどが記載されています。つまり、その内容のどれか1つを選択して、自分の言葉で説明ができればOKです。

 注意しなければならないのは、軸がぶれることです。

 むちゃくちゃな例ですが、一番大切な資質能力は授業力といっているのに、教育実習で一番学んだことが学級経営であるなどです。うまく、接続していく自信があるならいいですが、自分は、授業にだけ軸を置き、話すことで一貫性を担保することができたと思います。

 あれもこれも大切なのはわかりますが、これ!というものを押していくことが印象にも残るのでお勧めです。



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