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学校は印刷物大好きなのです

 学校では様々なものを印刷して配布したり、保管したりします。

 PTAの紙、学校として配布する紙、学年として配布する紙、学級として配布する紙などたくさんあります。とくに、入学式などは大量です!

 月に1人の生徒に配布する紙だけでも20枚ほどになることもあります。学校で500人いれば10000枚!衝撃の数です…


 これは一般の人がわかる書類ですが、学校には他にもたくさん書類で出さないといけにものがあります。

 職員会の資料、学年会の資料、教科部会での資料、毎日の統一事項の確認の紙、予定変更などの紙…挙げ出したら止まらないくらいあります。


 衝撃的だったのは、職員会の資料で、1人150枚ものプリントがきたことがあったことです(笑)もう本でしたし、内容を逐一確認することもできないので「あとは読んでおいてください」と言われましたが、その量を読む気にはなれません(笑)

 さらに学年の資料も追加で配られるので何がどこに書いてあるのか本当に分からない状況でした。


 こんな紙の無駄遣い本当に必要ですか?と聞きたくなってしまいます。せっかく1人1台のタブレットが支給されているのにもかかわらず、そのタブレットはただPCとして活用されているだけで、タブレットの意味がありません(笑)

 職員会の資料を印刷ではなく、全職員共有フォルダに入れることやクラウド上にあげることなどをすればいいのになぜ、印刷にこだわるのでしょうか?


 紙であれば直接書き込めることはメリットではありますが、流石に150枚もあってはもうわからないことがありすぎて、書き込んでも忘れますよね?


 こんな本を見たことがあります。

 紙1枚に内容が凝縮されることで一目で何がどんな内容だったのかわかるようになります。自分は要点をきちんと押さえた資料を作成することが、自分の理解にも繋がりわかりやすい資料になると考えています。

 教員の中には資料をたくさん作り、自分の思いを書き込むことで立派な資料が作れたと満足する人がいますが、本質を見失っていると感じてしまいます。誰が見ても、その内容を理解し、説明ができるまでの流れができてこそ、価値があり、意味のある資料なのではないかと感じてしまいます。


 資料1枚にまとめることは相当自分が内容に対して理解していないとできないことであるので、構造的に考える力が必要になってきます。自分の思考力・表現力を高めるためにも実践していき、1枚にまとめる価値を伝えていきたいと感じました。


 ぜひ、学校関係者の方で実践している方がいらしたら、まとめた感想や周りからの反響などコメントいただけたらと思います。



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