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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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#教師のバトン

Googleフォームのデータをピポットテーブルを活用して編集する方法

googleフォームでアンケートを作成しデータを集めたものの,データをどう編集していいのかわからないという方に向けて,”googleフォームからのデータをスプレッドシートのピポットテーブルを活用して編集する方法” をわかりやすく説明したいと思います。 ▼ フォームとスプレッドシートの連携に関しての記事はこちら ピポットテーブルとはピポットテーブルは,データの計算・集計・分析を行うツールです。例えば,「1〜5の数字の中から好きな数字を1つ選んでください」というアンケートを行

Googleフォームからスプレッドシートへのデータをズレずに自動で集計する方法

googleフォームでアンケートを作成し事前にスプレッドシートで関数を設定し自動で分析ができるようにしておこうと意気込んだものの,いざデータを見るとズレているなんてことありませんか。今回は,そんな ”Googleフォームのデータをスプレッドシートで編集するときのズレをなくす方法” をわかりやすく説明したいと思います。 ▼ Googleフォームとスプレッドシートの連携はこちらから ズレるとはどういうことか単純にGoogleフォームの回答を受け付けるページから,別ページに編集

Googleフォームとスプレッドシートの連携で効率化

Googleフォームでアンケートを作成したものの,データがそもそもどこにあるのか,データをどう編集していいのかわからないという方に向けて,”Googleフォームから転送されたデータをスプレッドシートで見やすく編集する方法” をわかりやすく説明したいと思います。 学校の先生はぜひ使えるようになると良いと思います。 画像を使ってこちらでも解説をしていますので,もしよろしければご覧ください。 スプレッドシートとの連携方法Googleフォームの作成画面から,画面上部の ”回答”

自主研という名ばかりの不必要な講義

学校には“自主研”という名の研修があります。 自主研は『自主的な研修』です。必ず受けなければならない研修ではなく、その学校の実態に即して行われる研修ということです。 学校の先生、特に公立の学校の先生は法律で『研究と修養をおさめること』とされているので、1年間の中で多くの研修が準備されています。 わたし自身も研修で多くのことを学びました。実際に現場を離れてみるからこそ、見えてくる課題や、自分が行っている実践が周りからはどのようにみられるのかを知ることができる機会だからこそ、研

あなたはどんな教員ですか?

「あなたはどんな教員ですか?」という質問をされたときに、どのように返答をしますか? ・子どもに一生懸命関わる教員です ・学級経営に全力を注いでいる教員です ・部活と授業との両立に困っている教員です ・時間外勤務時間が長くなってしまっている教員です このように「あなたはどんな教員ですか?」という質問をしたとき、教員によって答える内容は異なることでしょう。 つまり、教員だって‘’いろいろな考えを持った人がいる‘’ということ、そして‘’それぞれに悩みを抱えていること‘’という

学校に残りたがる教員と早く帰りたがる教員

複数の学校で勤務すると,大体その地域の学校の特性のようなものがわかってきます。 例えば,慣習としてなかなか止めることができない活動があることや,無駄に体裁を整えようとするなど,地域によって良くも悪くも特性があります。 そして,今の勤務地域の学校で驚きなのが『学校に残りたがる教員』が一定数いるということです。 わたしも含め,『早く帰りたがる教員』はなんとなくわかります。しかし,なぜ学校に残りたがるのか疑問に思います。 とくに初任者の指導担当がこの『学校に残りたがる教員』だと大

初任者は授業数を半分にすべき

わたしが初任者の時には担任ではありませんでした。 さらに,教科担任は横持ちであったため,同じ授業内容を繰り返すことができたので,自分の中でだんたんと発問の仕方などを試したり,変更したりすることができました。 しかし,特に小学校で担任を持っている教員は,週あたりの時数は28〜30時間であることが多いなど、毎日の授業をこなすだけで非常に大変です。企業で言えば、いきなり入社してすぐ、「自社の製品の営業に行ってこい!」と放り出されるようなものです。できなくて当然なのに、できないと責

6月の指導は厳しくなりがち

4月勢いよくスタートするために必死に考えた『担任第一声』。 4月はそこで話したことを意識して指導にあたっていた。 5月GWもあり,段々と慣れ,学級の本性がで始める。 担任自身も日々の指導で手がいっぱいになり,『担任第一声』で声高らかに話したことがすこしずつできなくなる。 そして子供たちもすこしずつ気が緩んでくる。さらに子供たちが先生を試すような発言をしたり,行動を取り始める。しかし,担任は気がつけない。 そして6月。 4月では当たり前にできていたことができていない現状を担

教員の働き方が変わる裁判

田中まさおさん(埼玉県の小学校教諭)が教員の働き方に関して訴訟をおこし,大きな波紋を呼んだ。 そして3月10日に控訴審第1回口頭弁論が東京高裁で開かれた。 「教員に自主的労働を求めることは『強制労働』」 と言う発言。 まさに教員の働き方の本質を捉えた発言。 令和3年度 教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査では,教員の時間外労働の実態が明らかとなった。働いている身として感じることは「もっと長いでしょ…」ということ。 過小評価とも見れる結果ですら,中学校

教育実習生をうける人へ

これから教育実習を受ける人にぜひ現場を知ってほしいです。 また教員採用試験をこれから受ける人にも。 教育実習は、現場の働き方のリアルを実際に見ることができ、真実はなんなのかを自分の目で確認できる機会なのです。 生徒のことばかり考えるのではなく、先生の働き方など自分のこれからの生き方に本当にあっているかも、よく自分の目で見てください。 「こんなはずじゃない…」などせっかく努力して教員になっても現実と理想のギャップが大きくやめていった同期は何人も見てきました。 たった1

勤務校の学活が多すぎる件

皆さんの中学校では学活はどの程度あるでしょうか? 多くは週1回程度ではないでしょうか? 学級活動はそもそも学習指導要領には特別活動として位置付けられています。 従って週1回の授業を行うことが必要であるということです。 勤務校では行事や取り組みなどのキャンペーン活動などがあるとその話し合いのために学活が使われます。 しかし、全てを行おうとすると週1回の学活では足りません。 ”中間振り返り” ”〇〇に向けて” ”〇〇を終えて” ”キャンペーンの振り返り”など。 その

10月1日の裁判を受け

 10月1日に教員残業代に関する訴訟の判決がでた。  正直今回の判決である「県に約242万円の未払い賃金の支払いを求めた訴訟の請求を棄却した」という事実には納得ができなかった。  「労働とは何か」を真剣に考えさせられたものになったと思う。  一般に労働者には労働基準法が適応される。  しかし、教員には労働の特殊性という観点から有耶無耶になっている部分が多い。  本来は休憩時間があってあたり前なのに、教員には実質ない。  45分の休憩時間を給食指導の時間に当てている

【教師のバトン】テニスコートにローラーをかけたら,絆が深まった「学校の先生のポジティブ日記」

こんばんは!山谷(やまや)@中学校教諭です。学校の先生である私の1行日記を書いていきたいと思います。 1行日記「テニスコートにローラーをかけたら,絆が深まった」 重要だった要素 1.テニスコートのローラーってめっちゃ重労働で時間もかかる。けれど,練習時間が削られた分,後半の練習の質が上がった。                           2.生徒は基本的にやりたがらない。けれど,終了後は愛着が湧いたのか,練習終了後のブラシはめっちゃ丁寧だった。 3.生徒と一緒に

文科省の#教師のバトンを考えた人はキレ者としか言えない。

#教師のバトン というツイッターの取り組みを文科省がはじめて、世間がざわついています。 「教師確保のため、やりがいを若い世代に伝えてほしい」 という意図があったそうです。 ただ、 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼実際の書き込みは ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・教員の仕事は家族の犠牲の上に成り立っている。 ・こんなんじゃバトンは渡せない。 ・妊娠を伝えたら現場の状況をコンコンと伝えたれた。 ポジティブな意見は聞こえなかった。だから一部の世間はざわ